女は大学に行くな!行かせるな!その6、お金を使わないで、スキルを身に付ける

教育費 = 投資。教育費をかけない方法を考える。

高学歴高収入を目指すよりも、低学歴で、手に職をつけることを考えたほうがいいと思う。

第一子が小学3年生ぐらいまでは、大学に進学するのが当たり前だと思っていた。ママ友と、学費について、おしゃべりをしていたら、「いつの時代の話をしているの?そんな額で大学に行けると思ってるの?」などと言われてしまった。知らないうちに、塾や大学の費用は値上げされていた。調べれば調べるほど、子供を大学に行かせたくなくなった。

いろいろ調べてみると、不景気でも、高専・工業高校・商業高校の就職は良かった。それに、就職先も有名企業の名前が、かなりあった。

無理に受験勉強をしたり、お金を使わなくても、高卒で、それなりの企業に入れるんだったら、高卒で就職させようと思った。

 

不景気になると、早期退職を募る会社が多くて、夫の仕事は問題がないのに、夫もリストラ対象になるかもしれないなどと悩んでいた。夫のまわりには、学費を払い続けられるか心配している人が多かった。

うちの子供たちは、高卒・高専卒にするつもりなのに、「教育費は、いくらかかるんだ?ちゃんと考えているのか?」などと何度も夫に言われた。誰に洗脳されたのか知らないけれど、お金の心配をしなくてもいい状況なのに、夫は私に、パートに出るように、うるさく言ってきた。

引っ越す前は、お年寄りの少ない地域で、第一子と第二子は、幼稚園の年長から、送り迎えをしないで1人で、そろばん教室や書道教室に通っていた。

お年寄りの多い地域に引っ越したら、うるさい人が多くて、第三子が小学1・2年生の時は、そろばん教室と書道教室の送り迎えをさせられた。パートに出れない状況なのに、パートに出るように、夫に言われ続けられた。

引っ越す前の地域は、保育園に入るのも簡単だし、パートも働きやすかった。

私は株で儲けていたし、私が教えた方が塾代が浮くから、私がパートに出た方が損をする。しかし、夫は、わざとなのか、理解しようとしなかった。

私がパートに出たら、夫が家事を手伝う約束だったけれど、結局は手伝わなかった。正しい言い方をすると、家事を手伝わないのではなくて、手伝えなかった。夫の母親は専業主婦で、勉強さえしていれば、何もしなくても許されていたので、何もできない人だった。

洗濯、掃除、食器洗いなど、息子なら、すぐに覚えるのに、夫はどうしてもできなかった。夫は、勉強をしているふりをするのが上手で、サボるのも上手だった。

 

小4〜6の3年+中学3年+高校3年+大学4年= 13年

高学歴を目指すと、13年間、塾・予備校、私立中学、私立高校、大学の費用を払わなくてはいけない。

大学受験は、公立高校だと受験勉強が間に合わないので、偏差値の低い大学か、浪人をすることになる。だから、偏差値の高い大学に入りたかったら、家計が苦しくても、私立中学や私立高校に入学することになる。

大学に入っても、友人との付き合いでお金もかかるし、就活も足代と外食にお金がかかる。お嬢様大学に入ったら、洋服代がかかる。

   偏差値70以上が、全体の上位2%

   偏差値60以上が、全体の上位16%

   偏差値55以上が、全体の上位30%

   偏差値50以上が、全体の上位50%

偏差値50以上の大学に進学する割合は、高校生全体の上位20%で、推薦を除いて、同年代の中では上位だけれど、日東駒専レベル。

 

娘が小6の時、「将来の夢」を学校で書かさせられた。

介護士になりたい」などと言う児童が、かなりいた。その児童の成績では、看護師にもなれないし、偏差値の高い大学にも入れないので、学校の成績が悪くても、食べていける職業は、介護職しか思い浮かばなかったのかもしれない。

それに、祖父母へのリップサービスの人もいると思う。

 

看護大学は偏差値55以上が必要で、それ以下だと国家試験の合格率が下がる。

看護師の合格率… 90.4%

私立の看護大学は、4年間で約700〜800万円の入学金・学費・諸経費が必要。

看護大学の受験科目は、数学・化学・生物・現代文からの1科目と英語の2科目で、大学受験までの塾代・予備校費がかかる。

 

学力もないし、お金もない人は、准看護師を目指したほうがいいと思う。

衛生看護科の高校が近所にあれば、3年間通えば、准看護師になれる。

または、中卒で、専門学校に2年間通えば、准看護師になれる。その学費や諸経費は、100〜120万円。

准看護師の合格率… 97〜98%

 

看護師は他の職業の女性に比べて特に未婚率が高い。仕事が忙しく、勤務時間が不規則で、職場に出会いが少ない。同僚にシングルマザーが多くて、経済的な余裕があるので、結婚には消極的。

上を目指さないで、パート程度で、ほどほどに働きたい人は、准看護師でいいと思う。

准看護師になってから、働きながら勉強して、看護師になるという方法もある。

 

漠然と大学に行くよりも、高卒で就職した方が良いと思う。特に、プログラマーとセールスは才能で、学歴は関係がない。

小学4〜5年生から、簿記の勉強、ITパスポートなどの資格の勉強をしてもいいと思う。

簿記の勉強は、独学は苦しくて、スクーリングでないと耐えられない。

日商簿記2級は、教える人が上手なら、簡単に取れるけれど、教える人が下手だと、簿記3級すら取れない。

 

大原専門学校(土曜日、日曜日)

簿記3級2級コース…約10万円(教室通学)

簿記1級コース…約18万円(教室通学)

情報処理…約10万円

 

そろばん教室…月5000円…第一子と第三子は有段者なので、師範にもなれる。

道教室…月5000円

料理教室… 1回3000円×100回 = 30万円

車の免許… 34万円

 

子供を大学に行かせる場合、かなり貯金しないと不安になるけれど、大学に行くのをやめたら、安心してお金が使えるようになった。子供の趣味や旅行に、お金を出してあげられた。

中学受験をする人は、習い事を辞める人が多かった。もしかしたら、その習い事を続けていた方が、仕事の幅が広がり、仕事に有利になったかもしれない。

塾が忙しくて、習い事に通っている暇がなくなるから、選択が必要だけれど、学校の勉強しかできない人は、社会人で苦労すると思う。

 

給付型の奨学金がもらえる人や、特待生で学費を免除してもらえる優秀な学生を除いて、お金のない人は、「大学に行くのはやめよう」と言いたい。

大学生の2人に1人が利用していると言われる奨学金

奨学金…借入額 約324万円…毎月の返済額16,880円

返済期間16年   23歳 + 16年→ 39歳

やっと返済が終わったと思ったら、39歳?

奨学金返済のために、子供を作る気になれない人もいるかもしれない。

この数値は、平均なので、もっと借りている人も大勢いる。

本当は、子供を産みたいけれど、お金のことが心配で、子供を産むのが難しくなる。

奨学金という借金がなければ、日本は子供を育てやすい国だと思う。

例) 母、中2、小5の3人の生活保護が、月額29万円。

例) 収入が低いと、給食費・修学旅行・教材費は全て無料で、保育園の費用・高校の授業料も無料。

 

23歳までに稼げる額

○高卒で就職

   高校3年間… アルバイト100万円× 3年= 300万円

   高卒の手取り13万円×12ヶ月= 156万円、4年間で624万円

○大学に進学

   高校…大学受験でアルバイトができない。

   大学4年間… 100万円× 3年= 300万円

   就活などに時間がとられてアルバイトもできない。

大卒の新入社員の手取りが16万円なので、結婚するまでに、高卒の方が、かなり貯金ができる。

 

株で儲けるのは難しいけれど、株主優待券で生活費を浮かせるのは簡単。

うちは、毎年、株主優待の食事券が30万円分送られてくるし、使い切れない分は金券ショップで売っている。

約5年ごとに景気が変動するので、不景気の時に株を買って、好景気の時に株を売れば、儲かる。

ただし、この方法は、かなり勉強しないと難しい。

 

昔は大学で、教授に解説してもらわないと、難しい本が読めなかった。

しかし、今では、マンガやYouTubeなどで、簡単に専門用語が覚えられるようになって、大学に行く必要のない人が増えた。

例えば、マンガをたくさん読むと自然と専門用語や難しい漢字が覚えられ、漢字検定3級程度の読みができるようになる。

マンガ「もやしもん」で細菌の名前、マンガ「壁ぎわ税務官」で税金の種類が、自然と覚えられる。

それに、[検索]をすれば、すぐに意味がわかる。

YouTubeと問題集だけで、塾に行かなくても、勉強ができるようになった。

専門学校や通信教材も増えたので、わざわざ大学に行く必要のある人も減った。

 

放送大学は、放送授業だけで約300科目ある。124単位で卒業できる。

放送授業は、1科目2単位で、テキスト費込みで1万1000円

面接授業は、1科目1単位で、5500円

卒業するのに約70万円かかる。

 

放送大学で勉強して、法律・経済・会計が分かるようになり、株や不動産投資に成功しているので、放送大学で勉強するのはオススメだけれど、自分の子供たちには勧めていない。

放送大学よりも、マンガ・専門学校・YouTubeで勉強したほうが楽だから、放送大学を積極的に勧める気にはならなかった。

 

*ご参考になれば幸いです。