PTA役員になると子供がバカになり高校受験で苦労する。人の一生は12歳までに決まるという残酷な現実があることを理解してPTAを完全に無視しよう。

子供が勉強できるかできないかは、勉強環境がどれだけ準備されているかにかかっています。

PTA役員になると、子供の学力が落ちます。ぞっとする差です。第1子と第3子を比較して説明します。

 


第1子、第2子、第3子

中2       小6       小3……PTA副会長、ポスティングのバイト

中3       中1       小4                            ポスティングのバイト

高1        中2      小5……PTA書記、スーパーのレジ

高2       中3      小6                        スーパーのレジ

高3       高1       中1     大家業もしているけれど、ほぼ専業主婦

 


7:30 朝食

8:00 学校

4:00(16:00) 下校

4:30(16:30) そろばん、書道教

6:00(18:00) 夕食、風呂

8:00(20:00) 就寝

 


6:00(18:00)〜8:00(20:00)の2時間、夕食を食べながら英語のビデオを30分見て、アニメを見ながら漢字練習を10〜30分して、そろばん教室のない日はそろばんの練習を30分して、お風呂に入ったら寝る時間になりました。そして、布団に入って消灯したら寝ながら英語のCDを聴かせました。

うちの子供たちの睡眠時間は11時間で、学習塾に通うのは無理でした。

近所の学習塾は、5:00(17:00)〜7:00(19:00)で、家に帰るのが7:30で、夕食とお風呂で8:30になり、油断していると就寝時間が10時を過ぎるようでした。

 


具体的にどのような勉強環境だったか説明します。

①いつでも新しい本が読めるように、2日に1回は図書館やレンタルブックから本を借りたり、ブックオフから購入していました。例えば、第1子が小学6年生の時は、レンタルブックから漫画を1000冊借りて読ませました。ちょっとでも、暇な時間があれば、気軽に本を読めるように準備をしていました。

②子供がリビングに来たら、さりげなく漢字練習帳やそろばん道具を出して、30分ずつ勉強をさせました。

③子供が夕食を食べているときは、さりげなく英語のビデオを流したり、子供が布団に入ったら、さりげなく英語のCDを流しました。

④休日は必ず、科学館・水族館・工場見学・大学イベントなど、勉強になりそうなところに連れて行きました。どこに連れて行くのか調べるのに時間がかかりました。

*今の時代は教育系YouTubeやネット小説・漫画があり、勉強環境を整えるのは簡単になりました。しかし、問題集を購入したり、教育系のアプリなどを準備しないと、なかなか自分から進んで勉強する子供は少ないと思います。

 


PTAの定例会は、土曜日9:00〜2:00(14:00)でした。毎回9:00〜12:00の3時間は、他人の悪口を聞かされました。PTA会議の次の日は、PTAの悪意に疲れてしまって、必ず寝込みました。それで、だんだんと子供と出かける回数が減りました。

家にいるとPTAのことが思い浮かんで、イライラしたりムカムカするので、だんだんと家にはいられなくなりました。PTAのことを考えたくないので、買い物をしたり、ポスティングの仕事を増やしたり、外に出るようになりました。

9月・10月はPTAのイベントが多すぎて忙しくて、11月ごろには、親が病気になったことにして、仮病でPTAを休もうと思いました。みんなも同じことを思っていたのか、11月ごろからPTAの仕事は少なくなりました。

9月・10月頃から、だんだんと子供たちの勉強の準備ができなくなりました。ぽつぽつと勉強をしない日が増えてきました。それで、子供たちに自分たちで準備して勉強するように言ったら、最初の2回くらいはやってくれましたけれど、3回目くらいから、面倒くさくなり勉強をやらなくなってしまいました。

勉強をする環境を作るのは大変なことなのに、ちょっとしたことで簡単に勉強習慣がなくなってしまいました。

 


息子(第3子)が、小学3年生の時は初めてのPTAで、不安でプレッシャーからイライラしました。

小学4年生の時は精神的に疲れたので心を癒していましたけれど、小学4年生の後半から、勉強に付き合うようになりました。

小学5年生はPTA役員をやらずに勉強に付き合おうと思いましたけれど、小学6年生でPTA役員をやる約束だったのに、勝手に知らないうちに、小学5年生でPTA役員にされてしまいました。結局PTAには一日しか出席しませんでしたけれど、時々メールが来て、ムカムカしました。怒りを押さえるのに本ばかり読んだり、すごい量の提案書を書いて市役所や校長先生に提出しました。私を真似て、PTA三役は1人を除いて全員がPTAに参加をするのをやめてしまいました。

小学6年生になり、息子は漢字テストで0点を取るようになりました。このままではまずいので、パートを辞めて、漢字練習に付き合うことにしました。息子は、3年半ぐらい漫画を読んでいなかったので、漫画すら活字を読まない子供になってしまい、漫画の読み聞かせをしました。

それに比べて、長女(第1子)は、中学2年生になるまでPTA役員をやらなかったので、家庭で勉強しやすい環境を提供できて、中学1年生で、英語検定3級、漢字検定準2級、そろばん有段者になれました。

長女が小学6年生のときの読書スピードは私の2〜3倍の速さで、計算スピードは私の10倍以上でした。長女の読書スピードが速すぎるので、本当に読んでいるのか確認をしてみました。

「壁際税務官(漫画)に出てくる税金の名前を5つ言ってみて」「もやしもん(漫画)に出てくる細菌の名前を5つ言ってみて」と聞いたら、ちゃんと5つ言えました。

漫画を読むと自然といろいろな言葉が覚えられるので、勉強をしたという意識は全くなくて、勉強のできる人になりました。

中学1年生の頃には、電話帳のように分厚いパソコンのマニュアルも、さらっと読んでいました。中学の教科書をもらったその日のうちに全部読んでしまい、あまりの薄さに驚いていました。ここまで勉強ができると学習塾に行く必要がないので、部活や遊びを楽しんで、家でのんびりしながら、楽に高専に入学し、今は電子機器の開発をしています。

小学校3〜6年生の4年間の差が大きくて、私が息子(第3子)の勉強に付き合わなかったら、息子の中学校の成績は、全教科「1」「2」でした。私が息子の漢字練習に付き合ったら100点で、付き合わなかったら0点でした。

国語の成績は読書量で決まります。中学生になり、息子が好きそうな漫画を500冊購入しましたけれど、読書習慣のついていない子供に本を読ませるのは大変でした。

それから、英語の成績も、小学校4年間、毎日30分、730時間の勉強時間の差は大きくて、私たちの子供時代と違って、英語の早期教育をする人が増えたので、英語のテストも難しくなり、長時間勉強しないと良い成績が取れませんでした。

息子の中学校の成績は、数学・理科は90点以上、社会は70点、英語は50点以下、国語は20点以下でした。

数学・理科・社会の成績が良いのは、教育YouTubeを見せた後、解答を見ながら問題集の答えを書く作業をさせたので、問題を見たら自然と答えが書けるようになりました。

息子は、国語と英語の成績が悪いので、三流高校に行くしかありませんでした。勉強する習慣のない人たちに囲まれたら、さらに勉強ができなくなります。Fラン大学に行ったら、ニートになるかもしれないという恐怖がありました。

私は不動産賃貸業(大家業)をしていて、腕の良い職人に「弟子をとったりしていますか」と質問してみました。私の子供なら弟子にしても良いと言ってくれた職人がいて、長女(第1子)に「弟子にしてもいいと言ってくれる職人がいるんだったら、このチャンスを逃してはいけないよ。学歴はいつでも取れるから」などと言われて、息子は中学3年生の11月に中学に通うのをやめてしまいました。中学3年生の12月から大原簿記専門学校に通って1年後には日商簿記2級に合格しました。高校受験の勉強がなくなったので、家でそろばんの練習時間を増やすことができて、そろばんの有段者にもなれました。

高校に行かないで、内装職人に弟子入りして、毎日暇な時間に、なろう系のネット小説を読んでいたら、自然と国語力が身に付きました。5年前と比べて、教育系YouTubeが増えたので、苦労せずに、2ヶ月の勉強で高卒認定試験に合格できました。

残念ながら、家の都合で親方は引っ越してしまいました。それで最近では、放送大学で法律・マーケティング・情報処理の勉強をしています。

放送大学の科目を履修して16単位取るか、高卒認定試験に合格すれば、放送大学の学生になれます。電気工事士の筆記試験に合格したり、情報処理試験も、だんだんと合格点に近づいています。放送大学は一年半の勉強で、卒業単位が取れそうです。

〇〇技能検定1級、△技能検定1級、日商簿記2級、第二種電気工事士基本情報処理合格、そろばん◯段、放送大学卒業と、名刺に書けそうです。

「人の一生は12歳までに決まるという残酷な現実」という内容の本がありますけれど、小学校4年間の差は大変大きくて、PTAを完全に無視すれば、息子(第3子)も娘(第1子、第2子)の頭の良さに近づいたかもしれません。娘たちの読書スピードは、私と息子の2〜3倍なので、頭の回転の速さが違います。差が開くことがあっても、縮まることはありません。

PTA役員になって1回もPTAに出席しなかった人がいました。頭が良いと思いました。10歳以上になると、親が運動会や学芸会に行かなくても全然問題はありません。その分、子供と別のところで付き合えばいいのです。

「お母さんが運動会に来ても来なくても、嬉しくもないし寂しくもない。だって、お母さんは遠くにいるだけだから。そばにいてくれる方が嬉しい。」と娘は言っていました。

PTAのサボり方は、他のブログを参照してください。

ご参考になれば幸いです。