PTA会則は任意と書いてあっても、PTA会費とPTA役員は強制です。校長先生に頼んで、PTA会則のおかしな規定を無効化してもらいました。

  PTA会則・PTA規約を読んだことのある人は、少ないと思います。PTA会則とPTA規約は名前が違うだけで同じものです。学校によって、PTA会則と呼んだりPTA規約と呼んでいるようです。転校した学校は、PTA会則を配り、PTAに入る場合は申込書を提出する必要がありました。この学校のPTA会則は間違いだらけのひどい文章でした。

  PTA会則・PTA規約に任意と書いてあっても、PTA会費とPTA役員は強制です。PTAをなくすことや、PTAに入会しない事は、大変なことですが、PTAの仕事をごっそりと減らす事は簡単なことでした。PTAの仕事を減らしたので、PTAを休んでも、文句を言われなくなりました。それから、校長先生に頼んで、PTA会則のおかしな規定も無効化してもらいました。

  PTA会則に『申込をした人はPTA会員になれる』という文章がありました。つまり、申込書を提出しなかったら、PTA会員にはなれない、ということになります。

  引っ越す前の学校は、お茶会サークルのようなPTAで、PTA会則も申し込み用紙も配りませんでした。最小限しか仕事をしていないようでした。PTAに入ったと意識した事もありませんし、PTA会費を1度も払ったことがないので、給食費と一緒に、銀行口座から引かれていたのかもしれません。楽しそうなPTAだったので、PTA役員になってもいいと思っていましたけれど、積極的にPTA役員をやりたいと思っていなかったので、1番上の子の時は、とうとうPTA役員をやりませんでした。

  自分の家から車で30分離れたところに、PTAのない小学校もあって、転校した学校は、PTAに入らなくてもいい学校だったら、PTAに入らないつもりでした。しかし、担任の先生から、PTAの申込書を忘れていますと電話がかかってきました。「PTA会則に、PTAに入らなくて、いいと書いてあったので、申込書を忘れたわけではなく、あえて申込書を書きませんでした。」と言いましたら、「PTAに入らないんだって」と担任の先生は、職員室で大騒ぎをしました。それで、PTA会長から、すぐに電話がかかってきました。すごく、威張っている人でした。

  子供がひどい目にあうようなことを言われました。ますます、PTAに入りたくなくなりましたけれど、他の役員さんに迷惑がかかりそうなので、面倒臭いのでPTAに入りました。「他の役員さんに迷惑がかかるので、PTAに入ってもらえませんか。」というような丁寧な誘い方ではなく、PTAに入るのは当然でしょうという、上から目線でした。

  転校した学校は、PTA役員の仕事量が多くて、人間関係の悪い学校でした。PTA会費もPTA役員が集めていました。

  この学校のPTA会則を読むと、3条と7条が矛盾していまして、7条を修正したのに3条は修正していませんでした。PTA会則の間違いを10個以上見つけました。1つの条文を修正したら、整合性を取るために、他の条文も修正する必要があるのに、修正していませんでした。

  間違っていると気づいている人は何人かいると思いますけれど、PTAの規約の変更は労力と時間がかかり、間違っていると言ったら面倒なことになるので、簡単には、間違っていると言えません。

  会社では、上司、係長、課長の文章チェックが入ります。直されれば直されるほど、文章が洗練されていきます。PTA規約の改正の時、誰も文章をチェックしなかったのかと思うくらい、ひどいものでした。

   PTA会則に、保護者(その代理人)という文章があって、これは使えると覚えていたら、本当にピンチの時に使えました。その説明は他のブログで説明します。

  PTA会則に、「おやじの会をPTA役員が手伝うこと。」という、とんでもない規定がありました。あるイベントの手伝いで、おやじの会の人たちが全員欠席して、PTA役員はその尻拭いをさせられました。

  女性は仕事があっても、PTAを休むのは難しいのに、男性は気分で簡単にPTAを休めます。最初からそのイベントに参加しなければいいのに、ひどいことをしてくれました。

  問題解決は簡単で、おやじの会のように無責任な団体には、いろいろな制限を設ければいいのです。校長先生に頼んで、イベントの参加や学校施設の利用の許可が出なければ、PTA会則の規定は効力がなくなります。または、別の団体名になれば、PTAが手伝わなくてもいいことになります。校長先生には、たくさんの提案書を書きました。提案書を書くたびに、PTAの仕事がどんどん減りました。おやじの会の名前を聞かなくなったので、どの提案を採用してくれたのかは、知りません。たくさんの提案書を書きすぎて、細かい事は覚えていません。

  PTAの仕事を減らす方法は、他のブログで詳しく書いています。ぜひ、参考にしてください。ほんの少しシステムをいじっただけで、みんなの考え方も変わり、明るい楽しい学校に変わりました。

ご参考になれば、幸いです。