役所や学校の都合で、PTAの仕事が減れば、苦情が出ない。PTA役員だけで、減らすのは難しい。

「子供たちを、将来ブラック人材にしないように、

掃除やイベントの手伝いを、子供たちにさせてください。

PTAは子供の体験学習を奪うのはやめましょう。」という提案書

を市役所や校長先生に出したら、簡単にPTAの仕事が減ります。


PTA役員だけで、PTAの仕事を減らそうとすると、

「子供のためにやってきたことをやめよう」

ということになり、「悪いこと」扱いされます。

 

小中学校の授業時間で、
1年間に、特別活動35時間、総合的な学習の時間70時間、

学校の先生たちは、子供たちに何を教えたらいいのかを

調べたり、準備をしたりするのが大変です。

学校の先生たちとしたら、普通に授業を教えたほうが楽です。

この時間を使って、小学生に学校のまわりを掃除させたり、

イベントの手伝いをさせれば、PTAの仕事が減ります。


「PTAにやってもらうのではなく、掃除やイベントの手伝いは子供

にさせてください。子供にいろいろな体験学習をさせてください。

子供のうちは失敗が許されますけれど、年をとればとるほど失敗が

許されないので、ぜひ、失敗を経験させてください。

子供に掃除を教えるのが苦手な先生がいて、教室を自分1人で掃除

をしたほうがきれいになると言って、1人で掃除をしている担任の

先生もいました。小学校6年生で雑巾すら、しぼれない人もいます。

最初は下手でも、きれいにならなくても、やらせることが大切です。

清掃デーは、PTAが掃除をするのではなく、他の先生が子供たち

に掃除の方法を教えて子供たちに掃除をやらせてください。

PTAや先生が子供のためにやりすぎて、子供に何もさせなかったら、

子供は将来ブラック人材で、ニートになる可能性が高くなります。」

というような文章を書いて、市役所に送りました。


「運動会の後、椅子をPTA役員が雑巾でふいてあげるのではなく、

小学生にやらせてください。」という提案もしました。

気がついたことを全部書き出して、何度も提案書を送りました。


他のPTA三役の人たちは、PTAの仕事を断ることのできない人たちで、

1ヵ月に何十時間もPTAの仕事をしていました。

PTA会長は1ヵ月100時間もPTAの仕事をしていたそうです。

夜、PTAに出席すると、子供が歯をみがかないで寝るので、夜に

PTAの会議に出席するのをやめて、土曜日だけ出席しました。

しかし、他のPTA三役の人たちは、家庭を犠牲にしていたようです。

残念ながら、PTA三役は子供のためになることをやっていませんでした。


校長先生にPTA役員がどんなに大変か説明した後、

「この会議も、いりませんよね。」と校長先生に言ってみたら、

校長先生と関係のない会議まで、ごっそりと減らしてくれました。

校長先生も、いらないと思った仕事をどんどん減らしてくれたようです。


PTAは前年どおりにやることが目的化しています。

PTA役員だけで、PTAの仕事を減らすのは、難しいことですが、

役所や学校の都合で、PTAの仕事が減れば、苦情が出ません。


ご参考になれば幸いです。