町会・自治会の参加者を増やす方法【その一】 授業の体験学習として町会に参加。政治家にならなくても、世の中を動かせる。

町会長さんたちが、町会・自治会に人が集まらなくて困っていたので、提案書を書きました。
2019年2〜3月に、提案書17ページを 市役所・町会長30人に送ったら、提出した1ヵ月後に、市役所に新しい課ができました。最近は、30代・40代の人たちも、町会のイベントに大勢 参加しています。
以下、提出した内容の抜粋です。
…………………………………………………………………………………………………
【提案】
   ◯中学生・高校生に 学校の授業の体験学習として、お祭りのやぐらを組むのを手伝ってもらう。
   ◯小学生から高校生まで、授業の一環として、町会・自治会の仕事に関わる。

【効果】
   ◯建設・土木技術者不足の解消…職人を子供のあこがれる職業にする。
   ◯ニート対策… ブラック人材を減らす。

2018年、oo町の盆踊りに、やぐらがありませんでした。◯◯町でも、あと2年したら高齢化で、やぐらを組める人がいなくなると言われています。
でしたら、近所の中学や高校の校長先生と相談して、学生の体験学習にしたらいいと思います。
何もしないでいたら、10年後、20年後、やぐらを組み立てられる人口は確実に減ります。組み立て方を説明できる人も いなくなります。
別の言い方をすると、今、学生にお祭りのやぐらの組み立て方を教えたら、50年後も、お祭りのやぐらが組めます。
また、建設・土木にすすむ若者が増えたら、ニートやフリーターの人数が減ると思います。
 建築・土木業の人が1番かっこよく見える お祭りなどのイベントに、できるだけ学生に手伝わせる工夫を考えてみてはいかがでしょうか。
町会で学生の意識を少しでも変えられたら、ブラック人材とブラック企業も減るかもしれません。 
国交省の正式発表によると、10年後には130万人の職人が不足するそうです。
町会長さんたちが、学校と連携して、学生に町会の手伝いをさせたら、職人になりたがる人や手先の器用な人が、かなり増えるかもしれません。
必要とされている数に対して、職人の数が圧倒的に不足しています。やりたがる人が全くいないので、とにかく職人の数が足りません。いつかは職人の仕事の多くがテクノロジーに代替えされるけれど、機械のメンテナンスや細かい部分では職人技が必要です。ユニットバスやシステムキッチンは工場で作っているけれど、それを設置するのは職人です。
…………………………………………………………………………………………………

市役所の指導課に、提案書を持って行って、間違った名前を言ってしまったら、「そんな人、いません」と笑われてしまいました。「とりあえず、係長クラスの人に渡してもらえませんか。ただ、読んでもらえるだけいいので」と言って、若い市役所の職員に、提案書を渡しました。私はバカなのか、その係長の名前が覚えづらい名前なのか、何度聞いても、その係長の名前を、すぐに忘れてしまいました。

全部 手書きで、さらっと雑に、文章を書いて送っただけですが、市役所の職員も、町会長さんたちも、すぐに行動してくれました。市役所の職員も大半が男性ですし、町会長さんたちのほとんどが、70歳以上の男性で、子育てに苦労したこともなく、子供の就活に悩んだことがない人たちなので、説明が難しくて、かなり くどい文章になってしまいました。

人の役に立ちたい、世の中を良くしたい という意識の高い人たちです。

ほんの少し、意識を変えただけで、いきなり好転し始めました。

町会に参加すると、いろいろな種類の職業の人と知り合えるので、子供の特性に合った職業が見つけられるかもしれません。
大半の母親が、子供をオフィスで働かせる仕事に就くように、教育してます。しかし、AI化の時代、採用する事務員の数が減るので、オフィスで働くことを目指すと、就職ができなくなる可能性があります。

町会・自治会に参加して、いろいろな種類の人と知り合えれば、悩みが減るかもしれません。
ぜひ、市役所や町会などに、いろいろな提案をして、居心地の良い居場所を作ってみては いかがでしょうか。
ご参考になれば幸いです。