子供のためにPTAに出るのはやめよう。欠席しよう。PTAは、宗教・マルチ商法・詐欺師・暴力団が儲かる仕組みになっていた。

小学校では、PTAの人間関係を悪くして、不安になる人が増えれば増えるほど、宗教、マルチ商法、詐欺師、暴力団が儲かる仕組みになっています。最近、その仕組みに気が付きました。

なぜ、PTAの仕事が減らないのか不思議に思っている人が大勢いると思います。PTAの仕事が減ると損をする人がいるから減らないのですが、ほとんどの人はその存在に気がつきません。

例えば、PTA役員が小学校の体操着の販売をしていて、その利益は暴力団に流れていました。最近まで、その利益はスポーツ店に流れていると思っていました。

副校長先生に頼んで、小学校で体操着の販売をやめてもらって、近所の洋服屋で安く体操着が購入できるようにしてもらいました。そのことを、末っ子が中学を卒業した後、まわりに自慢しました。子供の義務教育中に自慢をしたら、子供に迷惑がかかるかもしれないので黙っていました。しばらくして、近所の建築関係の仕事をしている人に、暴力団関係者が悔しがっていたと教えてもらいました。

子供が通っていた小学校のPTAは、とんでもなく厳しいPTAでした。それで、こっそりと校長先生や市役所の職員に頼んで、ごっそりとPTAの仕事を減らしてもらいました。いつの間にかPTAの仕事がごっそりと減ったことに驚いているPTA役員に「PTA役員がやらなくても、小学生、先生、用務員、事務員、お年寄りのボランティア団体などがやってくれるから、やらなくても大丈夫ですよ。」と言ったら、PTA三役は1人を除いて全員がPTAの仕事をするのをやめてしまいました。PTAの仕事が減って、人間関係が悪くて暗い学校が明るく優しい雰囲気の学校になりました。

しかし、PTA会長になった人たちは、毎年「伝統に則ったPTAにしなくてはいけません。」などと、暴力団関係者のいるお年寄りのボランティア団体から注意をされていました。

宗教、マルチ商法、詐欺師、暴力団にとっては、人間関係の良い小学校では儲かりにくので、目立たないように地味に、PTAの人間関係を悪くしようとした動きがありました。

ですから、会議とか、正攻法でPTAの仕事を減らそうとする人は、いじめのターゲットになります。

PTAの定例会では、PTAの仕事を断った人たちに圧力をかけましょうなどと、とんでもないことを言う人たちもいました。

ピアノ教室の経営者など、利害関係者がPTAの上部組織にいて、PTAを支配しているのは知っていましたけれど、暴力団の存在は最近、知りました。

 


私の知り合いの一人が詐欺に遭っていて、友人の紹介で購入したという英語教材などを見せてもらい、あまりにも高額だったので「それって詐欺じゃない?」などと言ったら、次の日から挨拶をしても完全に無視されました。たぶん詐欺師に、上手に人間関係を壊されてしまいました。

友達が少ない人ほど、気づいてくれる人が少なくなるから、詐欺のターゲットにされやすくなります。

自分は誰とでもすぐに友達になれる人でしたけれど、小学校の保護者同士の人間関係が悪くて、小学校のことを知れば知るほど、保護者とは付き合う気になれなくなりました。

上手に嘘をつかないとPTAをサボれないし、仲良くしたら、家の中のことを探られて、ギリギリまでPTAにこき使われ、生活が悲惨になるかもしれないので、誰とも仲良くなれませんでした。

PTA役員になっても、嫌だったらPTAの仕事を断ればいいし、自分のペースで仕事をするから楽勝だと思っていたら、PTAはとんでもなく仕事を断るのが難しい仕組みになっていました。信じられないことに、PTA会長は1ヵ月100時間もPTAのために時間を割いていました。

それで、こっそりと校長先生や市役所の職員に頼んで、ごっそりとPTAの仕事を減らしてもらいました。PTAの仕事が減ったことに驚いているPTA役員に「PTA役員がやらなくても、小学生、先生、用務員、事務員、お年寄りのボランティア団体等がやってくれるから、やらなくても大丈夫ですよ。」と言ったら、PTA三役は1人を除いて全員がPTAを欠席しました。PTAの仕事が減って、人間関係が悪くて暗い学校が明るく優しい雰囲気の学校になりました。

PTAに出ないと子供がいじめられるかもしれないと心配する人がいるかもしれませんが、PTAに出た方がいじめられます。「Aさんがムカつく」「Aさんがひどい」など、頻繁に親の愚痴を聞いていたら、Aさんの子供と仲良くする気にはなれません。逆に、全くPTAに出なければ、名前も出ませんし、嫌われたりもしません。PTAを完全に無視したほうが幸せになります。

でも、担任の先生には、「働かないと生活ができないので、PTA役員になってもPTAには出れません」「介護が忙しくてPTAには出れません」と、嘘でもいいので報告しておいたほうがいいと思います。

そこで変なこと言う担任の先生だったら、市役所の教員人事に報告しておいた方が安全です。「市役所の教員人事の〇〇さんと相談しました。」と言えば、子供に変なことをする先生はいなくなります。

運動会や学芸会などをチラッと見に行くだけにするとか、夫やおじいちゃんに写真や動画を撮ってもらって後で見るとか、学校に行かなければ、他の保護者から文句も言われません。学校からの電話以外の電話も出なければいいのです。

運動会や学芸会に行かなくても、その分、子供にのんびり家事を教えたり、遊びに行ったり、他のことに時間を使えばいいのです。

みんなでPTAをサボれば、明るく楽しい雰囲気の学校になります。

ご参考になれば幸いです。

楽に大学卒になる方法。びっくりするぐらい放送大学の卒業は簡単。それに、びっくりするぐらい放送大学の授業はためになる。

スマホiPadを毎日30分4年間見て、40日の通学(オンライン授業もある)で、4年後には教養学士の学位がもらえます。

中卒で高卒認定がなくても、科目を履修をして16単位取れれば、放送大学の学生になれるので、不登校で、小学校や中学校も、ろくに通っていなくても、放送大学で124単位を取れば、大学卒になれます。それも、たった70万円で、学士の学位がもらえます。

 

放送大学の卒業単位が124単位… 728時間以上

◎放送授業…94単位以上

           1科目2単位…15回× 45分(1.5倍速で30分) +レポート40分+試験50分 ≒ 9時間

           52科目(104単位)× 9時間 = 468時間

◎面接授業(スクーリング)またはオンライン授業…20単位以上

           20科目(20単位) × 13時間 = 260時間

          ◯面接授業の例…だいたい土日

                 1単位…8回× 90分+45分  ≒ 13時間

                 (例)1日目                2日目

                       1時限 9:50〜    1時限 9:50〜

                       2時限 11:30〜   2時限 11:30〜

                       3時限 13:50〜   3時限 13:50〜

                       4時限 15:30〜   4時限 15:30〜

                                                 試験  16:15〜17:00

          ◯オンライン授業…リアルタイムではない

                 1単位8回× 90分(講義45分、課題解答45分) = 12時間

                 +レポート提出などの時間

 

2016年から外国語を2単位とれば卒業ができるようになったので、英語のできない人でも簡単に卒業ができるようになりました。

2015年までは、英語ができないと、放送大学を卒業することはできませんでした。

2015年までは6単位、30年前は8単位、外国語の単位を取らないと卒業ができませんでした。

 

息子は数学と理科はできるけれど、英語はできませんでした。中学の英語の成績は「2」でした。

英語ができないと三流高校やFラン大学にしか通えません。

学歴がなくても、協調性があって、コミュニケーション能力が高ければ、それなりの企業に正社員として就職できるかもしれません。しかし、息子には、協調性も、コミュニケーション能力もありませんでした。

息子の能力で稼げる仕事は、職人ぐらいしか思い浮かばなかったので、中卒で内装職人になりました。

しかし、中卒よりも大卒の方が結婚できるし、法律の知識など幅広い知識があった方がいいので、放送大学のことを調べてみました。

iPadスマホで勉強ができるようになり、放送大学用にアンテナを立てたり、テレビの録画とラジオの録音の作業も必要がなくなりました。

また、卒論を書かなくても卒業ができるようになりました。

さらに、外国語も2単位で卒業できるようになったので、いつの間にか、息子でも放送大学を卒業できるようになっていました。

それに、放送大学に通うと、若い女の子とそれなりにお友達になれるかもしれないので、息子に放送大学を勧めました。

 

私は30年前、OLをしながら、放送大学を卒業しました。

短期大学の卒業からの編入だったので、英語は6単位とればよかったのですが、英語は4単位までは楽に取れたけれど、6単位目の英語が難しくて、なかなか取れませんでした。

中学の英語のテストは、ほとんど100点だった私でも、放送大学の英語の単位を取るのは大変でした。

放送大学で知り合った人たちは、英語の放送授業を何回も聞いて、苦労して英語の単位をとっていました。

そこまで時間をかける気になれなくて、英語の面接授業(スクーリング)を2回とって、何とか卒業しました。

当時は、イギリス文学の単位をとれば、外国語の単位として認めてもらえたけれど、とうとうイギリス文学の単位は取れませんでした。

ロビンソン・クルーソー」などの本を読んで、感想文を書けというレポートがありましたけれど、図書館や書店から「ロビンソン・クルーソー」などの本が消えてしまい、読めませんでした。仕方がないので、百科事典で調べて書いたけれど、レポートは通りませんでした。

今は、1番簡単な「ビートルズde英文法」も、2・3回聞く必要があるけれど、外国語は2単位で卒業できるようになったので、簡単に放送大学を卒業できるようになりました。

 

それから、30年前は、卒論を出さないと放送大学は卒業できませんでした。ちなみに、卒論は、指導してもいませんでした。

担当教授の大学が、家から往復6時間もかかる場所にあったので、会いに行く気になれなくて、論文を何も相談せずに書いて、論文だけ郵送しました。その論文が通ったので、放送大学の教室で、3人の教授の前で、30分間、いい加減に発表しました。A,B,C,Dの評価で、Bでした。担当教授と相談したり、添削をしてもらえば、A評価だったそうです。

仕事で論文を書いたり発表したことがあったので、それほど苦労はしなかったけれど、卒論を書くのに、かなり時間がかかりました。

放送大学は、短大からの編入で、2年で卒業する予定が、3年もかかってしまいました。

卒業研究が必修ではなくなったので、放送大学の卒業は簡単になりました。

 

 iPadスマホのない時代は、カセットテープの録音とビデオの録画に、お金と時間を使いました。すごい量のカセットテープとビデオの山ができたり、放送大学の勉強の準備にかなりの時間がかかりました。

ラジオの録音が難しくて、放送授業を聞かないで、教科書を読んで単位をとっていた人もいました。しかし、英語はカセットテープを聞かないで勉強するのは難しいので、英語のカセットテープを貸したこともありました。

 30年前は、今よりも放送大学で勉強するのは大変だったけれど、一般の大学よりも、勉強は楽で、ためになりました。

 

家から短期大学まで往復3時間。お金と時間がかかりました。

出席を取ったり、黒板に板書をしたり、実際に教授が説明している時間は短かったです。

一般の大学では、ほとんどの科目は学生が自由に選べないので、授業が下手で、やる気のない先生の授業も受けないと卒業させてもらえません。

短期大学のために使った時間は長いのに、実際に勉強してる時間は短かったです。

 

放送大学は300科目の中から自由に選べるので、授業が面白くなかったら履修していても途中でやめればいいですし、単位認定試験も、単位を落としても他の科目で単位をとればいいので、勉強で苦しむ事はありませんでした。

 

昔は、放送大学の過去問が手に入らなかったので、将来役に立ちそうな科目だけれど、単位を取るのが難しそうな科目は、なかなか履修する気にはなれませんでした。

内容が薄くて、単位を簡単にくれる先生の授業ばかり、履修してしまいました。

放送大学を卒業した後も勉強するつもりで、カセットテープで録音やビデオで録画しておいたけれど、とうとう勉強しませんでした。

放送大学の勉強は、学士の資格を取りたいという気持ちがないと、なかなか続かないものでした。

今は、単位認定試験も、試験会場に行かないでネットで試験を受けられるようになったので、科目を履修をするのに、試験日を気にする必要がなくなりました。試験の日時によっては、履修できない科目もありました。

今は、ネットで放送大学の過去問が見れるし、iPadスマホで簡単に放送授業を勉強できるようになったので、あらかじめ100科目勉強してから、過去問を見て単位が取りやすそうな科目を履修すれば、その分お金がかからなくてすむし、100科目分の知識を身に付けることができるようになりました。

100科目× 15回× 30分= 750時間

具体的に説明すると、1年間、毎日2時間かけて、100科目の放送授業を見て、放送大学の過去問を解いて、良い点数の科目だけ履修すれば、単位を取れない科目の授業料を払わなくてすむし、単位を取るのが難しそうな科目まで勉強ができるようになりました。

教授によっては、なかなか単位をくれない教授と、テストが簡単で、すぐに単位をくれる教授がいます。

60〜80科目履修して、52科目104単位以上を取るよりも、100科目を勉強してから単位が取りやすそうな52科目を履修した方が、その分のお金がかからなくてすむようになりましたし、余分に勉強できるようになりました。

 

実は、不動産投資も、株式投資も、放送大学で勉強したおかげで成功しました。

別の言い方をすると、法律用語や経済を知らないで、投資をするのは難しいと思います。

息子は将来、大家業(不動産賃貸業)を継がなくてはいけないので、法律や経済など、相続した後、絶対に必要になる知識を放送大学で勉強しています。

 

ご参考になれば幸いです。

 

 

 

中卒・高卒の男は、結婚が難しい。だったら放送大学に行こう。放送大学の卒業は超簡単。

息子を中卒の職人にしてしまった。

私が大家業(不動産賃貸業)をしているので、できたら、息子には職人になってもらいたかった。

この30年間で、年々職人のレベルが下がって、家のメンテナンスに苦労するようになった。

腕の良い職人は60歳以上で、若者は滅多にいなくて、60歳以下の職人は、不良少年だった人が多く、良い職人は少なかった。

たまたま、腕の良い内装職人が、弟子にしてもいいと言ってくれたけれど、なかなか、息子を中卒の職人にする気には なれなかった。

「せっかく、腕の良い職人が、弟子にしてもいいと言ってくれるんだったら、そのチャンスを逃してはいけないよ」と娘(息子の姉)に言われて、息子を中卒にしてしまった。

もしかしたら、高校を卒業した後だと、職人になるチャンスがなかったかもしれないし、職人さんたちは、3年分、歳をとって、3年分、腕の良い職人も減るかもしれないと思って、息子を中卒で職人にしてしまった。

50歳を過ぎると、急に体力も気力も落ちるし、人に怒るのも疲れてくる。

息子に技術を教えてくれた職人は、ほとんどが50歳以上だった。

 

私には子供が3人いて、息子の姉2人は頭が良く、開発者と国家公務員になれた。もし、息子の学校の成績が良くて、コミュニケーション能力が高かったら、職人にはしなかったかもしれない。

息子は国語と英語の成績が悪くて、高校に行くとしたら、三流高校にしか入れなかった。

息子の成績では、高校に行ってもしょうがないし、さっさと手に職をつけたほうがいいなどと、娘に言われた。

私たちの年代では、高校に行かない=問題のある人 扱いなので、私には、中卒で手に職をつける発想がなかった。

最近まで、職人は儲からない仕事だったので、息子を中卒で職人にしたことを馬鹿にする人たちが何人もいた。私のことを変な親だと思っている人も何人もいた。しかし、これからは、職人は儲かる仕事になっていく。

バブル時に比べると、公共事業や新築着工件数が半分になり、仕事の数が少なくて職人の数が多かったから、年々、職人の収入が減った。収入が少ないので、職人になろうとする若者も少なかった。5年前までは、職人の収入が低かった。しかし、最近の職人不足で職人の収入が上がった。

収入が上がったので、これからは優秀な若者が職人を目指す人が増えると思われる。実際に高学歴大工などが増えている。

 

腕の良い職人に弟子入りしたので、職人の腕としてはいいほうだと思う。

AIが発達しても、職人仕事は、30年後も残る。

うちの子供3人とも、30年後も仕事にありつける仕事についた。

しかし、息子の結婚をハードモードにしてしまった。

 

残念ながら、男性は学歴がないと結婚するのが難しい。

本人同士が良くても、彼女の親や友人が反対する。

高卒女子も大卒女子も、大卒男子と結婚したがっている。

東京では、7割が大卒で、地方でも、5割が大卒。

学歴がなくても、公務員や一流企業に勤めている男性や、年収1000万円以上稼いでいる男性は結婚できると思う。

 

息子が中学3年生の時、貸家のメンテナンスをしてくれた職人さんたちの中に数人、20・30代の職人がいたけれど、全員、独身ではなかった。

職人は中卒が多かったけれど、看護士、薬剤師、介護士、フリーター、外国人と結婚していた。

ろくに日本語がしゃべれないアフリカ人の塗装職人は、薬剤師の日本女性と結婚していた。

職人の結婚相手は、女性の多い職場の人が多く、男性に免疫がないなのかもしれないと思った。

残念ながら、娘と結婚させてもいいと思うような男性はいなかった。

あのレベルの男性でも、結婚できるんだったら、息子を中卒の職人にしても大丈夫かもしれないと思ってしまった。

中卒で、収入は低いし、背も低く、かっこよくもない、そんな男性でも、結婚できるんだと安心してしまったけれど、今考えると、低学歴でもいいと言う女性を見つけるのは大変だったと思う。

昔は、不良ブームだったので、不良少年はモテた。テレビでは、不良少年がかっこよく見えるけれど、ネットでは、ダサイらしい。

今の若者の間では、不良はまったくモテないと、息子が言っている。

昔は、強い・男らしい・まっすぐ・くじけない・度胸がある・物おじしないという雰囲気のある男性がモテたけれど、今は、優しくて清潔で頭が良い人がモテるらしい。

 

やっぱり低学歴は損なので、大卒を目指すことにした。

中卒でも、放送大学の学生になる方法は2つあって、高卒認定試験の合格か、または、放送大学の科目を履修して16単位取れれば、放送大学の大学生になれる。

さっそく、高卒認定試験の申し込みをしたけれど、2ヶ月後に試験だったので、間に合わないと思っていた。

息子は、英語と国語の成績が悪い人だったけれど、この3年間、なろう系の小説を読んでいるうちに、自然と文章が読めるようになった。

中学の通知表に、国語は「1」「2」をつけられていたけれど、なろう小説のおかげで、まったく国語を勉強しなくても、過去問をやらせたら、合格点が取れた。

英語は、4択問題で、マークシートに「3」を記入するとだいたい25点は取れる。高卒認定試験は40点で合格だから、あと20点取れれば合格できるので、英語は英文法だけ勉強した。

テスト範囲のYouTube動画を見せて、問題集をやらせたら、すぐに合格点が取れるようになった。

思っているよりも簡単に高卒認定試験に合格できた。

 

勉強する期間が短かくて、高卒認定試験には、簡単に合格できないと思っていた。高卒認定試験の合格を待って、放送大学に入学したら、いつ入学できるか分からないので、放送大学の科目だけ履修して16単位取れれば学生になれる方法も同時にすることにした。

3年前、ろくに文章が読めなかった息子が、3年間、なろう小説を読んで、かなり難しい文章も理解できるようになっていた。

放送大学の単位認定試験の過去問では、かなりの科目が60点以上取れているので、16単位は簡単に取れると思う。

高卒認定試験の申し込みと放送大学の科目履修の申し込みが同時だったので、まだ放送大学の学生ではないけれど、 4月からは大学生になれる。

 

放送大学の単位を16単位取るのは簡単だけれど、高卒認定試験を受けさせたのは、中学・高校は動画や問題集がそろっていて勉強がしやすいので、まず、勉強に慣れてもらうためだった。

問題集慣れしていない人が、いきなり放送大学の勉強をしたら、単位認定試験で単位を落とす科目が増えるかもしれないので、高卒認定試験の問題集で勉強をしてもらった。

例えば、いきなり「誤っているのはどれか選択しなさい」という問題が出たら、間違えると思う。

ひっかけ問題を出す大学教授も かなりいるので、問題集慣れは必要だと思う。

卒業単位を取れればいいので、300科目の中から選択して、何科目も落としても大丈夫だけれど、お金がかかるから、落とす科目は少ない方がいいと思っている。

 

私は30年前、OLをしながら、放送大学を卒業した。

当時は、卒論を出さないと、放送大学を卒業できなかった。それに、外国語8単位を取るのは大変だった。

今は、卒論を書かなくても卒業できるし、外国語も2単位取ればいいので、簡単に卒業できるようになった。

それに、iPadスマホで放送授業を見れるようになったので、カセットテープの録音やビデオの録画など、放送大学の勉強の準備に時間がかからなくなった。

放送授業は、1科目(2単位)で、iPadスマホを7.5時間(15回× 45分の1.5倍速)見て、レポート30分、単位認定試験50分で、60点以上取れれば単位がもらえる。

iPadスマホで、4年間、毎日30分、放送授業を見て、40日の通学かオンライン授業だけで、4年後には教養学士の学位がもらえる。

放送大学の卒業単位が124単位で、入学金は24,000円、1単位当たり5500円。

単位を取りやすい科目をとれば、70万円で卒業できる。706,000円〜

 

 30年前も、放送大学は若い人が少なかった。しかし、自然と若い人同士、知り合いになれた。

高卒サラリーマン、公務員、高専卒、理系大学卒で法律や経済の勉強に来た人など、若い人たちも大勢いた。

たぶん、放送大学の面接授業(スクーリング)などで、息子も大勢の友達ができると思う。

 

息子は現在19歳、急に かっこよくなった。結婚したい年齢になる前に、女友達がたくさんいたら、結婚できる確率が上がるので、女友達をたくさん作る方法も教えている。

 

ご参考になれば幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これからは職人不足になり、一流の職人は高所得者になる時代が来る。 見習い職人は、失敗回避のため、コミニケーション能力を鍛えるのにWワークとしてコンビニで働く。

近年、「AI (人工知能)によって仕事がなくなる」という話をよく聞く。

私には、子供が3人いて、娘2人は、コミニケーション能力が高く、勉強もできるので、進学や就職にあまり悩まなかった。しかし、息子は、コミニケーション能力が低く、あまり勉強ができないので、将来のことに かなり悩んだ。悩んで悩んで、やっと、職人になるという道を見つけた。

建設業界のように、危険で きつい仕事は、人材不足を解消するために、AIの導入が進められているが、職人仕事は、機械化が難しく、それなりの人数が必要とされている。

30年前の建築・建設業は、給料が高かった。しかし、平成4年と比べて、公共事業や新築着工件数が半分に減り、小さくなったパイを奪い合ったので、ダンピングをして、どんどん収入が減った。

平成4年…  建設投資額 84兆円…建設業就業者数 619万人 ≒ 600万人

平成22年…建設投資額 42兆円…建設業就業者数 498万人 ≒ 500万人

この数値を見るまで、具体的にどのぐらい大変なことか分からなかった。仕事が半分に減ったのに、建設業の就業者数が600万人から500万人に減っただけなので、過当競争になり、価格が引き下げられて、貧乏になる人が増えた。建築・建設業が馬鹿にされている理由が、少し分かった気がする。もし、お金持ちなら、馬鹿にする人がいないと思う。

建築・建設業界の「若者離れ」は、若者に人気がないから、若者が少ないのかと思っていたら、人員過剰で若者の採用が少なくなり、過当競争で収入も減ったので、若者に就かせたくない職業になったからだった。友人の旦那さんは、工事現場で働きたかったけれど、収入が低すぎるので親に反対され、警察官になった。考えてみると、工事現場で働きたい男の子や大工になりたい男の子は、何人も見たことがあった。

30年近く、建築・建設業は不遇な時代だったので、後進を育てる余裕がなくなり、建設業就業者数は、55歳以上が約34%、29歳以下が約11%と、高齢化が進行し、次世代への技術承継が難しくなった。

職人(建築業に従事する技能労働者)は、 60歳以上が81万人で、全体の4分の1を占めていて、30歳以下は、全体の1割程度しかいない。

今の時代、仕事があっても職人がいないので、職人不足で人件費が高騰している。

高齢で仕事を辞める職人が増えて、家のメンテナンスをしてくれる腕の良い職人を見つけるのが難しくなり、支払う額も増えたので、だんだん不動産賃貸業で儲けるのは難しくなった。

たまたま、50代の腕の良い職人が、息子を弟子にしてもいいと言ってくれたので、さっさと中卒で職人になった。高校を卒業した後だと、そのチャンスを逃したかもしれないし、高齢のために仕事を辞めていく職人の技を近くで見れるチャンスも減ったかもしれない。高校を出てから職人になるよりも、3年分、多くの職人を見ることができた。分野が違う職人も、やらせてはくれないけれど、息子にいろいろと教えてくれている。

うちの息子は、コミニケーション能力がなく、勉強もできないけれど、手先が器用だと思う。

手先が器用になるように、小学生の頃は、家で頻繁に工作をさせたり、毎週、大学のイベントや科学館などに行って、工作をさせた。

腕のいい職人に職人技を教わっているので、息子は職人としたら、上手な方だと思う。私の賃貸物件のリフォームの仕上がりも綺麗だった。

5段階評価で、夫が「1」、私が「2」、私の父は「4」、息子は「4」、親方は「5」くらいだと思う。「5」をつけられる職人が年々減って、「2〜3」の素人に近い、へたくそな職人が増えた。

私の父は百姓の子供だった。百姓とは、農民のことを指すのではなく、百姓とは、100個の仕事をこなせる人のことだと言われている。幼児の時から、草むしり、家畜の世話、ワラジを作ったり、いろいろな仕事をしてきた。それで、父のような一般人でも、かなりの大工仕事ができた。その中で、特に上手な人が大工になったので、昔の大工の技術はすごかった。

残念ながら、職人の腕は、年々下がっている。

職人のレベル… 80代>70代>60代>50代>40代>30代>20代

年々、腕の良い職人が減って、10年後は腕の良い職人は、かなり少なくなるので、息子が見習い期間が終わった後は、年収1000万円以上は夢ではない。

職人は、コミュニケーション能力が低く、学校の勉強のできない子供には、お勧めの職業かもしれない。

でも、必要最低限のコミュニケーション能力は鍛えた方がいいと思う。

コミニケーション能力を3段階に分けると、

1段階、聞き取る能力

2段階、報告・連絡・相談できる能力

3段階、雑談できる能力

営業では、かなり高度なコミニケーション能力が必要だけれど、職人は、最低限、聞き取る能力と、報告・連絡・相談できる能力が必要で、雑談できるレベルまでは求められていない。

職人は、黙々と仕事をするので、現場での会話は少ない。リフォーム客も職人も、若い人がいないので、世代間ギャップで会話が難しい。会話の少ないところで仕事をしていると、会話をする能力が落ちて、どんどんしゃべれなくなる。会話の反応も遅くなる。反応が遅いと、無視されたと勘違いをされるので、会話には速さが必要になる。

毎日、本を2ページ写本をさせて読ませているけれど、それだけでは不十分だった。コミニケーション能力がないせいで、かなり失敗をしてしまった。

それで、Wワークとしてコンビニでアルバイトをすることにした。

マニアルのある職場で働くのは、スキルアップには都合がいいと思う。最低限マニュアル通りにしゃべれれば、それなりに仕事ができるようになるし、失敗の回避の方法やクレーム対応の方法だとか、身に付けておいた方が良いスキルもたくさんある。

コンビニバイトで、客に理不尽な要求をされたときのかわし方など、正しいクレーム対処法を覚えたら、独立した時、本業で活かせる。

息子は、本番で失敗しないように、屋根裏部屋で、毎日のように、余った材料でフローリングを貼る練習や柄のクロスを張る練習をしている。第二種電気工事士の資格を取るために、YouTubeを見ながら、工作キットでの練習もしている。

息子は、将来一流の職人になるように努力をしている。

*低学歴で、コミュニケーション能力がなくても、高所得者になる道を書いてみました。ご参考になれば幸いです。

 

ニートにならないように、コンビニなど、教育のしっかりしているところでアルバイトをしよう。Wワークで、スキルアップ。

私の息子は、内装職人。18歳。

最近、高学歴ニートたちが、息子の仕事の様子を観察している。大企業に内定をもらったけれど内定取り消しをされたとか、会社に入ってすぐに辞めてしまったとかで、ニートをしている。リフォームをしてる家の息子さんたちが、じっと、うちの息子の様子を見ているそうだ。

息子は、いつもニコニコしているので、楽しそうに見える。親方や他の職人さん達も、息子を可愛がってくれている。

しかし、息子は年がら年中、ミスをしている。残念ながら、私の息子でなかったら、とっくにクビになっていた。

息子には、姉が2人いて、姉やその友人たちと仲良くおしゃべりをしていたので、会話ができる人だと思っていたけれど、私の賃貸物件のリフォームをしている時、息子が、ろくに会話ができていない様子を見て驚いた。姉とその友人が、特別に会話能力があって、相手がしゃべりやすいようにしゃべってくれていただけだった。職人さんたちは、会話能力が高くないので、息子は、会話ができなかった。

例えば、「なんで間違ったか説明してみて」「どうして失敗したのか説明してみて」という言い方なら説明できたけれど、「これ、どう思うの?」と言われて、息子は、何を言ったらいいの分からなくて、会話が続かなかった。ここで黙ると、余計にむかつかれるので、なんで失敗したかを説明する練習をした。

姉たちは、弟をこき使っていたけれど、その指示が分かりやすくて、息子は、ほとんど間違えたことはなかった。しかし、親方たちの指示は分かりづらいし、メモも、とりにくかった。

日本語の表現は分かりにくく、聞き直さないと間違えやすい。例えば、指示をする人が下手な人だと、「3通りに解釈できるのですが、1…、2…、3…のどれですか?」などと、私は上司に聞き返したこともあった。

よく、息子は「空気を読め」と言われている。私だったら、「空気を読め」などと、あいまいな表現は使わないで、「〇〇するな」と具体的に言う。

「空気を読む」という言葉は、1980年代のテレビの深夜番組から使われて、2007年にKYという言葉が出てきた頃から、一般的に使われるようになった。ADHDの概念ができたのも20年前だった。

「空気を読め」という言葉は、説明できない人にとっては、都合のいい言葉だと思う。説明しなくていいし、空気を読めない方が悪い扱いできる。

新人にとっては、マニュアルがない職場はしんどい。経験がなさすぎて、手探りで答えを見つけるのは、難しい。はじめての仕事が、マニュアルのない職場だと、仕事のできない人扱いをされて、大変苦労する。

マニュアルとは、やるべきことやその手順を誰にでも分かるように、そして誰にでも再現できるようにするためのもので、マニュアル通りに仕事ができれば、その人は仕事ができない人ではない。

まず、マニュアルのある仕事を経験してから、次の仕事に進んだ方が失敗が少なくなる。

例えば、次女(息子の姉)は、9月に公務員試験に合格した後、採用担当者から、接客を勉強するように言われて、高校3年生の10月〜3月の6カ月間、ホテルでアルバイトをした。放課後、ほとんど毎日のようにアルバイトに行って、接客上手なホテルマンたちに接客の教育を受けた。業務は教えるけれど、接客まで教えられないので、外部で勉強するように言ってくれた公務員の採用担当者は親切だと思う。ここまではっきり言ってくれると、分かりやすい。

業務を教えたいのに、あいさつやしゃべり方から教えなくてはいけないとなると、教えるほうは、混乱する。あいさつやしゃべり方を教えるのは難しいし、時間がかかる。そんなことに自分の時間をとられたら、自分の仕事ができなくなる。しばらくすると、仕事のできない人には、仕事を辞めてもらいたいという態度になってくる。そのような態度をとられた人は、自信を失う。

 

息子は小学校の低学年の時から、「発達障害」と、担任の先生・クラスメート・姉の友達など、大勢の人たちから言われていた。文部科学省のデータによると、1クラス 2〜3人が発達障害だそうだ。

息子は、多動症で、じっとしていることができないし、不注意で忘れ物が多い。また、会話能力は表面上は問題なく できるけれど、会話の裏側や行間を読むことが苦手で、感覚過敏だと思う。それに、息子は、空気が読めないし、ごまかすのが苦手で、抽象的な表現が分かりづらいようだ。特定の興味や行動もある。

小学2年生の音楽会の練習の時、息子はフラフラしていた。姉たちは、友達に「病気?」などと言われた。「フラフラしてはいけません」と先生から言われても、フラフラしていない状態にするには、どうしたらいいのか、息子には分からなかった。それで、じっとしている練習をした。音楽会の日は、息子はじっとしていたけれど、息子のまわりの人たちはフラフラしていた。練習の時は、息子のまわりの人たちも、ささやかにフラフラしていたけれど、息子が目立ってフラフラしていたので、1人だけフラフラしていたように見えたようだ。

私の子供の頃は、じっとする練習をしたのに、今の児童は、その練習をしないので、ADHDだとか、ASD (アスペルガー)などと言われている人が増えていると思う。落ち着きのない子供も、大人になれば落ち着くと、よく聞く。しかし、トレーニングは必要だ。

 

今の時代、学校や家で、失敗しないように育てられてきたせいで、今の若い人たちは、私たちの世代からすると、信じられないような失敗をするようになった。

学校の先生は、生徒がやるよりも、自分でやったほうがきれいになるなどと言って、教室の掃除をさせない小学校の先生もいる。「雑巾は、からぶきしかしたことがない」と息子は言っていた。雑巾を洗ったことがないので、雑巾をしぼるということも知らなかった。

子供に、掃除・洗濯・料理など、家事をさせるのはめんどくさいし、教えるのも難しかった。子供に文句を言われたくないし、失敗もされたくないので、子供に家事をさせるのには、かなりの気合が必要だった。

職場で、よくミスをするようなので、家で息子に家事をさせてみた。

「お米をといでおいて」というのは、お米をといで、終わりだと思っていたようなので、炊飯器にタイマーをセットしておくことまでをいうと説明した。「洗濯物を干して」は、えもんかけに洗濯物干すだけではなく、物干しに干すことまでをいうなどと、仕事を頼まれる人と頼む人の違いについて説明をした。「床を全面掃除しといて」と言ったのに、リビングと洗面所はしなかった。そこまでやると思っていなかったなどと言っている。仕事を頼む人の説明が分かりにくかったら、質問して確認する練習をした。

炊飯器のタイマーをセットするのを忘れたり、お風呂の栓を忘れたせいでお湯が溜まっていなかったり、短い間に何度も、ミスをした。失敗しないように気をつける癖がついていなかった。

 

家庭で教えてあげられることは少ないので、本業でのミスを減らすために、Wワークをすることにした。

早速、ネットでアルバイトの応募をたくさんしてみた。息子に相談しないで勝手に応募したアルバイトも かなりあった。しかし、ほとんど面接をする前に「定員になりました」などと、メールや電話があった。面接は5回やって、5回目で、やっとコンビニのアルバイトに決まった。

ちょうど、ウッドショックで、木材が手に入らなくなり、かなりの仕事が延期になった。ウッドショックがなくても、アルバイトの応募をしたけれど、ウッドショックを理由に応募ができた。「コミニケーションの練習のために、アルバイトに応募しました。」よりも、「ウッドショックのために、仕事がスカスカになりました。ウッドショックがなくなったとしても、危険分散のために、土日祝はWワークをします。」と言えたので、採用されたのかもしれない。息子は運がいいと思う。

コンビニの店長は、新人を教えるのが上手で、すぐに使える人間にしてくれた。コンビニは覚えることが多く、しっかりとメモをとらせていた。失敗しないように、内容が細かかった。

コンビニで習ったことを活かしたら、本業の作業マニュアルやチェックリストを自分で作ったりできると思う。

先に、コンビニなど、教育のしっかりしてるところで、働けばよかったと思う。

職人の親方に、掃除のやり方や挨拶・しゃべり方を教わろうとしたのは失敗だった。

独立した後も、コンビニで鍛えた接客は役に立つと思う。

*ご参考になれば幸いです。仕事のできない人やニートが減るかもしれないと思い書いてみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

70年前は、子供は親の仕事を継いでいたので、小さい頃から親の仕事を見ていたから、マニュアルは必要がなかった。仕事が身近にあった。

 

 

 

 

 

年収1000万円以上の職人になるには

職人=貧乏だと思っている人が、かなりいると思う。

お金持ちの職人も、それなりにいる。

お金持ちの職人は、自分で客を見つけてきているので、下請け仕事はあまりしていない。

売上の50〜70%がリフォーム会社で、売上の30〜50%が職人の取り分なので、下請けの仕事は儲からない。

リフォーム100万円の仕事で、5日間働いたとする。

①下請けだったら、職人の利益は10万円

   客100万円 = リフォーム会社70万円 + 職人30万円(材料費20万円、利益10万円)

   職人の1日の稼ぎが、2万円

②直取引だったら、職人の利益は80万円

   客100万円 − 材料費20万円 = 利益80万円

   職人の1日の稼ぎが、16万円

直取引(じかとりひき)とは、仲買人を通さず、売り手と買い手とが直接行う取引のことをいう。

 

最近、古い家をリフォームした。

①リフォーム会社に頼んだら、安い材料で1000〜1500万円かかっていたかもしれない。

   取り分 : リフォーム会社は500〜1000万円、職人は500万円(材料費200万円、職人の儲け300万円)

②職人に直接頼んだら、高い材料で700万円だった。

  材料費300万円、職人の儲け400万円

リフォーム会社への費用が減った分、材料費と職人の手間賃を上げることができた。いちいち見積書を書かなかったので、仕事が早かった。

例えば、直さなくてはいけない家の不具合があった。直すのに、1万円。大工ではないと、なかなか気がつかない部分だった。リフォーム会社が仲介に入ると、いちいち見積もりを書き直して、お客さんに説明をしなくてはいけないので、仕事が増える。リフォーム会社の営業マンは、大工に「見なかったことにしてくれ」と言って、直さない事の方が多いようだ。

古い家は、ちょこちょこ不具合がたくさん見つかるので、いちいち見積もりなど書いていられない。もし、職人の知り合いがいなかったら、リフォームなどしないで、家の解体費用とゴミ代が 300万円で、家を取り壊して更地にして、土地を売った。

直接、直すか直さないか、職人に指示ができないようなら、リフォームはしなかった。

あまりにも大工の腕が良すぎて、調子に乗ってリフォームをしすぎてしまった。家賃で、700万円を回収するのに、7年近くかかる。大家業としては、落第点だと思う。

大工「ここを直すとしたら、60万円かかりますけれど」…私「70万円かかってもいいので、良い材料を使ってください」

ウッドショックで木材の価格が2倍になり、安い材料を使おうとしたので、高くても良い材料を使うように頼んだ。木材の価格の変動が激しかったので、大雑把な値段で、どんどんリフォームをしてもらった。

腕の良い大工さんなら、技術料としてその分の費用を上乗せしてもいいし、確定申告に、見積もりは必要ないから、領収書だけ受け取った。

大体の値段がインターネットでわかるようになったので、大きく外れた値段でなければ、良いと思っている。

 

職人の知り合いがいない時は、ほんの些細なリフォームでも、大変苦労した。

①駐車場に車が入りやすいように、ブロック塀の撤去をリフォーム会社に発注した。職人は、リフォーム会社に言われた通りにしか仕事をしないので、もう少し削ってもらおうとしたら、「元請けに言って」と言われて、電話をかけた。電話ではダメで、直接リフォーム店に行って、説明し、後日、他の職人にやってもらうことになった。プラス2万円。

②リフォーム会社の営業マンの中には、どうでもいいような嘘をたくさん言う人がいる。わからないのなら「調べときますね」と言えばいいのに、でたらめなことを言われた。

③賃貸物件の塗装の見積もりを頼んだら、リフォーム店の担当社員が会社辞めるのに引き継ぎをちゃんとやらずに、勝手にキャンセルされてしまった。家の寸法を測ったり、現地調査までしたのに、3ヶ月間、連絡がなかった。再度、家の寸法測って見積もりを書いてくれたけれど、そのリフォーム会社に仕事を頼む気にはならなかった。

④あるリフォーム会社の営業マンは、他の家を見て、「あと3年は塗装の必要はありません」などと言ってきた。すぐに住所を間違えたんだと分かった。住所を間違えていることを説明して、塗装の見積もりを再度頼んだ。最初のデータ入力が間違っていたのなら、修正すればいいのに、何故か見積書を捏造してきた。辻褄を合わせるために、わざわざ、屋根の写真をぼかしたり、外壁もきれいなところしか写真を撮らなかった。上司に怒られるのが怖かったからって、捏造するのは馬鹿すぎる。会社の不利益になる行動をとった営業マンはクビかもしれないけれど、面倒なので、わざわざ、その上司には報告しなかった。でも、面白い内容なので「捏造された」と大勢の人に言い回ってしまった。

私は、職人さんと知り合いになりたかったけれど、なかなか知り合いになれなかった。リフォーム店の客と職人が、知り合うのは難しかった。リフォーム店からすると、客を職人に取られたくないから厳しくしている。客には、不都合な情報を知られたくないし、職人には、リフォーム代がいくらだとか知られたくないから、客と職人が、リフォーム会社の社員のいないところで、直接会話をするのはマナー違反とされている。職人は次の仕事がもらえなくなると困るので、ルールに従っている。

 

職人に直接仕事を頼みたいと思っている人はかなりいる。だから、直接お客を見つけることができる職人は、お金持ちになりやすい。しかし、残念ながら、下請け仕事しかしていない職人は、腕が良くても、なかなかお金持ちになるのは難しい。

特に、ゴルフ、自動車、自転車、釣り、音楽など、お金のかかる趣味のある人は、お金持ちと知り合いになりやすいので、お金持ちになりやすい。具体例を3つ出す。

①知り合いの紹介で知り合ったクロス職人60代は、雑で上手ではなかった。しかし、下請けの仕事をほとんどしなかったので、1億円の家を5年で返済したり、子供4人を私立大学に入学させることができた。

②親戚の友人の内装業者70代は、夫婦2人で仕事をしている。1億円の家に住んでいて、子供は私立大学卒の医者。夫は無口で、妻はブランド好き。

③塗装職人60代は、高級住宅地で大きな注文住宅に住んでいる。塗装職人の腕の差は素人には分かりにくい。塗装職人の募集はいつでもしているので、塗装職人には簡単になれる。遊び歩く、イコール、営業活動だと思う。趣味で、友達が大勢いる。

 

自営業者は、サラリーマンと違って、毎月同じ日に給料が振り込まれないので、貯金をしている人が多い。お金をある程度、貯金できるまで使えないので、貧乏人に見えるかもしれない。リフォーム会社の計画倒産や、ウッドショックなど、お金の入ってこない出来事があるので、サラリーマンのようなお金の使い方はできない。

大工が、私の親戚の賃貸物件を借りている。親戚によると、大工の通帳に3000万円以上の貯金があって、家を現金で購入できるけれど、運転資金を減らしたくないから、賃貸に住んでいるそうだ。賃貸は経費にできるので、その分、税金が安くなるなどと説明してもらった

 

職人のイメージが悪すぎて、職人になろうとする人がいないので、若い職人がほとんどいない。職人不足で、下請けをしている職人でも、職人の収入がどんどん上がっている。

家は古くなったらメンテナンスが必要になるので、職人は絶対に必要で、さらに、日本の家は個性的な家が多すぎて、機械化が難しく、それなりに職人の数が必要になる。

10年後は、職人は、高収入の仕事にランクインしているかもしれない。

学校の勉強ができない人にとっては、職人は、オススメの職業だと思う。

 

*ご参考になれば幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中卒で、年収1000万円以上の職人をめざす。

自分の息子を中卒にしてしまった。

本当は、大学に進学して、それなりの会社で働いてもらいたかった。

息子は、コミニケーション能力が低いので、口よりも手や体を動かす職業が向いていると思う。

たぶん、結婚する時は、苦労するかもしれない。男が低学歴になると、結婚が難しくなる。本人同士は良くても、親が反対する。

でも、年収500万円以上の職人になったら、それなりに結婚できると思う。

 

職人の人数がどんどん減っていってるので、近い将来、職人にとって、バブルが来る。

職人になるには、技術と知識を習得するのに、何年も修行が必要で、簡単に腕の良い職人にはなれない。

職人の数が減れば減るほど、職人の収入が上がっていくことだろう。

早めに修行をすれば、それだけたくさんの技術と知識が身に付くので、中卒で職人になるのは正解だと思う。

 

息子は、ネットを見ながら、圧力計をつけた水鉄砲を作ったり、開発者に向いているけれど、学力が足りなかった。

息子が中学3年生の時、進路に悩んだ。

高専に入るには、理科と数学は大丈夫だけれど、国語と英語の成績が悪くて、絶対に無理だった。

工業高校の説明会に行ったら、「息子さんはうちの学校には向きません。大変苦労することになります。」と、工業高校の先生に言われた。近所の工業高校は軍隊のようだった。高い協調性を要求される学校だった。あそこまで、しつけられれば、どこでも通用すると思う。

学校説明会では、偏差値の高い高校ほど、ラフな格好している中学生が多く、偏差値の低い高校ほど、しっかりと制服を着ている中学生が多かった。

高校見学で、高専や一流高校では、サンダルや半ズボンの中学生が何人もいた。工業高校や三流高校では、中学生はみんな革靴を履いてネクタイをしていた。

かなり高校見学をしたけれど、ピンとくる高校は ほとんどなかった。

 

どうしようかと悩んでいるときに、業界トップクラスの腕のいい職人が「弟子にしてもいい」と言ってくれたので、息子は高校に進学をするのをやめてしまった。

娘(息子の姉)が「高校など行かないで、中卒で職人になったら」「職人になるんだったら、高校に行く意味がない」などと言って、私も説得されてしまった。

私は大家業をしていて、ちょうど、息子が中学3年生の11月に賃借人が引っ越したので、賃貸物件をリフォームすることになった。

「弟子にしてもいい」と言われていたので、息子は、中学3年生の大事な時期だったけれど学校を休んで、リフォームの手伝いに来た。大勢の職人さん達の作業を手伝っている息子は楽しそうだった。

中学3年の12月から中学に行くのをやめて、家で簿記とそろばんの勉強をして、3ヶ月後の中学3年の2月には簿記3級に合格した。中学の勉強をやめて、その分そろばんの練習をしたので、そろばんの段もとった。働きながら勉強して、日商簿記2級にも合格した。今は、YouTube第二種電気工事士の勉強もしている。

息子の年収は、税金を払う必要のない年収だったので、市役所の税理士無料相談で、税理士に「確定申告なんてしなくていい。」「いらない。」などと言われた。しかし、親方の経費の証明になるので、息子は確定申告をした。親方が税務調査で脱税扱いをされないように、書類はしっかりと作った。

残念ながら、ほとんどの職人は、簿記の知識がなくて、かなり損をしている。

 

職人は、この30年間、冬の時代だった。公共事業も住宅着工数もバブル時と比べて半分に減った。バブル後、急に仕事が減ったので、仕事にあぶれ、転職する職人も かなりいた。残った職人も、価格競争で、年収が下がった。

 

年々、腕の良い職人が減って、大家業を辞めたくなった。職人の半分が50歳以上で、腕の良い職人は60歳以上。60歳以下で、腕の良い職人は、本当に少なくなった。

60歳以下の職人は、学生の頃は不良少年だった人が多く、犯罪者だった人もかなりいる。外装の方が犯罪者だった人の割合が高く、内装は低い。建築現場は、ヤクザだった人が多く、自分の子供を職人にしたがる親は少なかった。

腕の良い順   70代>60代>50代>40代>30代>20代

20〜30年後の賃貸物件のメンテナンスは、どうしようかと悩んでいたけれど、息子が内装職人になってくれたので、安心して大家業が続けられるようになった。

 

息子の能力で、仕事が過酷ではなく、収入も良くて、これから何十年も続けられる仕事は、内装職人ぐらいしかなかった。

これから仕事のなくなる時代が来る。終身雇用という幸せな時代が終わった。

人間に仕事をさせるほうがお金がかかるようなら機械化される。人間のほうが安ければ、機械化されない。

技術の発展で安い産業ロボットなどが、どんどんと作られれば、工場の作業員などの仕事が、だんだんとなくなっていくかもしれない。

しかし、日本の家は個性的すぎるから、機械化が難しく、人間が修理しなくてはいけないので、建築関係の職人は、それなりに人数が必要になる。

以下のデータを見たときは、建築の人手不足のひどさには、びっくりした。

二級建築士が建てられる建物は、高さ13メートル以下なので、3階以上の建物を建てる場合は、一級建築士の資格が必要になる。一級建築士の65%が50歳以上で、50歳以下は35%しかいない。

20代     30代      40代      50代       60代     70代

1 %       11%       23%       26%       29%     10%

 

息子は手先が器用だと思う。あと数年したら、一流の職人になれるかもしれない。

しかし、一流の職人になったとしても、お客さんや元請けなど、お互いに誤解が生じたら、儲からなくなる。それで、最低限のコミュニケーション能力は鍛えている。

職人も、ある程度のコミニケーション能力は必要なので、毎日2ページ 本の写本をしたり、説明をする練習をしている。

 

※ご参考なれば幸いです。