積極的不登校を勧める理由。ホームスクール+塾+習い事+家事+遊びというバランスの良い生活ができる。

蔭山英男の本に「小学校は託児所だと思え」などと書いてありました。小学1年〜中学3年の9年間、授業9000コマは時間の無駄だったと思っている人はかなりいます。

長女が小6の個人面談の時、担任の先生に「昔はどんなに貧しくても子供のために塾に通わせました。学校では、中の下しか教えません。」と言われました。

小学6年生で漢字検定3級に合格しているのに、全国一斉テストでは、国語は平均点以下でした。国語の問題を解く練習をまったくしていないので、点数が取れなくて当たり前です。学校で習っていないところが出題されました。

学校と学習塾の両方に通ったら、睡眠時間は短くなるし、勉強以外のことができなくなります。中学受験をするんだったら、小学校の授業は勉強の邪魔です。

今の教育システムでは、大学受験をする場合、学習塾は勉強をするところですが、すでに学習塾で勉強しているので公立学校の授業は、勉強をしているふりをするところになっています。

子供の大学をどうするのか、さんざん悩みました。子供の睡眠時間が11時間なので勉強時間はどうしたらいいのか、習い事をやめて学習塾に行かせたほうがいいのか、私立中学から私立大学までにかかるお金を計算したり、過酷な受験勉強をして大学に進学することが子供にとって幸せなのか、さんざん考えました。

いろいろと調べてみました。女の子の場合、大学に進学するよりも、高専や商業・工業高校から就職する方が良い会社に入社しやすいので、大学をあきらめることにしました。それに、あまりにも高学歴すぎると結婚相手が少なくなりますし、相手の男性が収入のある高専卒・高卒でもいいと思いました。

20年前、文部科学省がホームスクーリングを認めてくれていたら、ホームスクーリングをしていました。もっといろいろなことができる人間に育てていたかもしれません。

20年前、子供の英語の勉強のために、アメリカ人がたくさんいるキリスト教の教会に通いました。そこで知り合った子供たちを何度もいろいろなところに遊びに連れて行きました。

そのキリスト教の教会に通っている白人の子供たちは、ほとんどがホームスクーリングをしていました。日曜日は教会に行き、平日は習い事をたくさんしていました。

近くの米軍基地あり、基地の中に住んでいるアメリカ人は、黒人は基地の中の小学校に通っていて、白人はホームスクーリングをしていました。最初は、小学校に通えないなんて、なんてかわいそうなんだろうと勘違いをしていました。

22年前、ホームスクーリングをしている米軍基地の白人の家に遊びに行きました。9歳の女の子と7歳の男の子の家でした。家には工作キットがたくさんありました。近所の幼児の面倒を見ていて、家事も手伝っていました。「ターキーを見たことがない」と言ったら、7歳の男の子がパソコンを操作して、ターキーの画像をプリントアウトして持ってきてくれました。

基地の中は、公立小学校しかなくて、私立小学校がないから、ホームスクールにしていると言っていました。

日本語のできないアメリカ人にとって、日本の小学校の準備は難しくて、英語のできる日本人の友人に頼るしかないので、かなり教育熱心な人しか、日本の小学校には通わせていませんでした。9歳の白人の男の子が、日本の小学校に通って1年半で、漢字まで読めるようになっていました。私の英語よりも、彼の日本語の方が上手でした。私は英語をかなり勉強しました。しかし、出川英語です。

 20年前に、日本でホームスクールをしようとしたら大変でした。私の知り合いは、アメリカ人と結婚して、米軍の基地の外、つまり日本に住んでいて、ホームスクーリングをしたら、時々、児童相談所や市役所の職員が様子を見に来ていたそうです。

米軍の電気工事士をしている人と結婚した友人は、アメリカの公立高校では、理系大学を卒業できないなどと言っていました。旦那さんは、大学で電気工学を勉強しました。私立高校に通っていたけれど、近所に理系大学の進学に強い私立高校がなくて、下宿費用を出せるほどのお金がなかったので、その高校に行けなくて、数学で苦労したと言っていました。大学はギリギリ運良く卒業できたそうです。

最近では、公立に通わせたくないけれど、学費が高い私立にも通わせたくない人たちがホームスクーリングを選択しているようです。

ホームスクーリングをすると社会性が身に付かないなどと言っている人たちがいましたけれど、そのような事はありませんでした。キリスト教の教会に通ったり、習い事や遊びに行ったり、友達がたくさんいました。それに、ベビーシッターをしたり、家事を手伝っていました。すごくお利口さんばかりでした。

勉強ができるだけではなく、手先が器用で子供の面倒も見れて、料理も雑用もできる男性など、日本にはめったにいません。結婚したくなるような男性を育てていました。

ご参考になれば幸いです。

 

積極的不登校を勧める理由。勉強時間と睡眠時間…今の教育システムだと、ほとんどの学生は寝不足に苦しみ、浪人しないと大学受験の一般入試は難しい。

小学校4〜6年生の半分、中学3年生の8割の生徒は、夜遅くまで学習塾に通って、生活と睡眠時間を犠牲にしています。(以下、2018年文部科学省のデータ)

《通塾率》小4…40.3%   小5…45.1%    小6…51.6%    中3(公立)…79.8%   

小学校4〜6年生と中学生の下校時間は4:00(16:00)で、近所の学習塾が終わる時間は、小学生は8:30、中学生は9:30でした。

小学校4〜6年生の3年間、苦しい勉強してきて、やっと私立中学に入学できたのに、6割の中学生は塾に通っています。

《通塾率》

公立  中1…58.7%   中2…68.7%   中3…79.8%   高校…37.8%

私立  中1…55.6%   中2…62.8%   中3…62.6%   高校…38.2%

《家庭教師率》

公立  中1…28.4%   中2…26.1%   中3…21.3%   

私立  中1…23.2%   中2…24.9%   中3…18.1%   

 

東進ハイスクールのデータ(2017年)によると、現役で難関大学の合格にかかる時間は、4093時間です。

合格者は、学校以外で、高1で757時間、高2で1132時間、高3で2204時間、3年間で4093時間勉強しているそうです。

学校から帰ってきて4時間、休日は10時間勉強しないと、難関大学には合格できません。

高3…平日200日× 4時間= 800時間、休日160日× 10時間= 1600時間

高校に行かないで大学受験をする場合は、1日6時間×365日×3年間勉強したら、6570時間、大学受験の勉強ができます。6570時間、塾と自宅で勉強できたら、かなり良いところに行けます。

高卒認定試験の合格点は40点なので、大学受験をする人たちにとっては、あえて勉強する必要はありません。

私は高校3年生の2学期、大学受験の勉強が間に合わないので、高校を3分の1、休むことにしました。30年前は理系の8割は浪人しないと大学に入れないので、数学と理科の先生は協力的でしたけれど、美術と体育の先生には邪魔されました。残念ながら、担任が美術の先生だったので、脅しに負けて、高校は5分の1しか休めませんでした。学校で内職をするのはストレスでした。クラスメイトは、ノートを貸してくれたり、いろいろと協力してくれました。

問題集を量こなしていなかったので、偏差値の高い大学は落ちてしまいました。女が偏差値の低い4年制大学に入って、就活時が不景気だったら、就職ができないので、短大に進学しました。その後、働きながら放送大学を卒業しました。

30年前、近所の偏差値70の公立高校は、9割も浪人を出していました。つまり、就職できた人と大学に合格した人が1割しかいませんでした。当時、女の浪人は就職に厳しいと言われていた時代でした。

大学受験には膨大な勉強時間が必要で、子供には無理な勉強はさせたくないし、夜遅くまで子供を学習塾に通わせたくなかったので、大学受験をしなくていい方法を調べまくりました。

長女は高専卒で電子機器の開発者、次女は高卒で公務員、第3子の息子は、中卒で職人に弟子入りしました。職人さんが家の都合で引っ越したので、今は息子は放送大学で勉強しています。ほとんどiPadで勉強していますけれど、土・日曜日に実験や実習のある授業を受けています。2年もしないうちに、卒業単位が取れそうです。名刺に、放送大学卒、日商簿記2級、そろばん◯段、基本情報、電気工事士、〇〇技能検定1級と書けそうです。

先生の教え方が下手でも、長女や次女は教科書を読んで自分で勉強ができるから、良い成績が取れました。小学生の頃、1日3時間以上は漫画や本を読んでいたので、中学の教科書は1冊50分ぐらいで読めたそうです。

しかし、息子が小3〜小6の時は家で本を読ませていませんでした。息子が小3・小5の時にPTA役員をやって、次の年は疲れて無気力になっていました。

中学生になり漫画を500冊購入して活字を読ませようとしましたけれど、小学校の頃に読書をしなかったので、なかなか読んでくれませんでした。活字を読むのが苦手な子供で、国語はひどい成績でした。それで、学校の勉強を諦めて高校に行かないで、職人の見習いになりました。暇な時間は、なろう系の小説を読んでいました。ネット小説を3年間読んでいたら、息子は自然と国語力が身に付いて、今では放送大学の教科書が読めるようになりました。5時間× 365日× 3年で5475時間以上、読書をしたので、自然と難しい漢字も読めるようになっていました。

 

学校は集団生活を学ぶ場?友達を作る場?

学校の友達よりも塾の友達の方と仲良くなるので、塾に通っていない人は勉強ができても、塾に通っている人と仲が良くなりにくかったようです。

学校での授業は、勉強のできない子供に合わせた授業なので、ほとんどの人が授業中は暇でした。勉強のできない子も身に付いていませんでした。ほとんどの人が時間の無駄でした。

うちの近所は、受験一色の家庭が多かったと思います。受験勉強のために、かなりの人が習い事をやめてしまいました。

これからの時代、勉強しかできない人は、だんだんと社会から必要とされなくなってきています。いろいろなことができる人に育てるには、小学校・中学校・高校は邪魔になってきました。習い事はやったほうがいいし、たくさん遊んでいろんな体験をしたほうがいいし、家事も当然、できたほうがいいに決まってます。

寝不足になりながら、学校の勉強だけの生活は歪んでいます。

今の学校システムだと、親が子供の生活に合わせなくてはいけませんが、積極的不登校(ホームスクール)だと、子供が親の生活スタイルに合わせられるので生活に余裕ができます。小学校、中学校、高校に行かなければ、勉強の優先順位を下げて、親の生活に合わせて、スケジュールを組むことができます。

優先順位…1番:親の生活、2番:塾や習い事、3番:家事、4番:遊び、5番:勉強

 

積極的不登校をするなら

方法①塾の先生から学校に「塾に通っている」と報告してもらう。

方法②音楽か美術など、週に1コマだけ授業に出席する。

10年前から文部科学省がホームスクールを認めてくれました。

しかし、学校に報告を怠ると、児童相談所が調査に来たり面倒です。

 

積極的不登校(ホームスクール)だと、早期教育ができ、学校でボケッとしてる時間がなくなるので、その分、大学受験の膨大な勉強を無理なく勉強できて、いろいろな体験もできると思います。

ホームスクール+塾+習い事+遊び+家事

学校の先生は選べませんけれど、塾の先生は選べます。塾の先生は、常に生徒に理解させ覚えさせる工夫をしています。努力していないと、生徒に選んでもらえません。塾には授業妨害するような生徒もいません。

積極的不登校(ホームスクール)だと、親が子供に教えられるところまで教えて、大学受験は予備校に任せ、簿記検定は大原専門学校に任せるとか、子供に合わせて進路が決められます。

今の学校システムに合わせるのをやめれば、小学校4年生から高校3年生までの勉強漬けの生活もなくなります。それで、いろいろなことができる人間になれれば就職も楽になって、少子化が少しでも減るかもしれません。

ご参考になれば幸いです。

積極的不登校を勧める理由。人間関係…塾や習い事では仲の良い友達がつくりやすいけれど、学校では、まともな男の子ほど「ぼっち」になる。

今の学校システムだと、喧嘩に巻き込まれたくない男の子は「ぼっち」になりやすいと思います。

うちの息子は、小学校・中学校では「ぼっち」でした。

しかし、学校以外では、大勢の人たちに囲まれて仲良くしていました。そろばん教室では友達と楽しそうにおしゃべりをしていました。大学イベントでは大学生と仲良くしていました。同じ趣味の人たちに会うと饒舌でした。科学館でも知らない人と自然と仲良くしていました。

今の小学生は、塾や習い事に忙しくて、放課後はクラスメイトと遊べません。最近の塾や習い事では、生徒同士が仲良くなるように工夫をしているので、クラスメイトよりも塾や習い事の友達の方が仲が良さそうです。私が中学生の時も学校のクラスメイトよりも塾の友達の方が仲が良かったです。

10年前に文部省でホームスクールを認めてくれるようになったと知っていたら、息子を小学校と中学校には通わせませんでした。

小学校は男の子の母親には厳しい世界でした。小学校の担任の先生は女性が多く、女の子を優遇する先生たちの方が多かったと思います。男の子の母親は、電話がかかってきたら、息子が何かしたのではないかとビクビクしている人たちが大勢いました。

うちの息子は成長が遅くて、息子の説明ではよく分からないので、当時4年生のうちの娘(次女)に、1年生の息子(弟)の様子を探ってもらいました。

具体的に何があったのかを説明します。

同じクラスのA君と息子は男同士、仲良く遊んでいたのに、クラスメイトのB子が中に割って入って、ひたすらA君に話しかけました。「仲間に入れなくちゃいけないって先生に言われたでしょ」とB子に言われて、A君は「うるせーブス、あっち行け」と叫んで喧嘩になりました。うちの息子は、喧嘩に巻き込まれたくないから、さりげなく逃げました。先生に怒られるのは、A君とA君のお母さんです。なんで「うるせーブス、あっち行け」と言ったか説明できる低学年の男の子はめったにいません。うちの娘が先生にB子が悪かったことを説明しない限り、A君が悪い扱いされます。

女の子の方が成長が早くて口が達者なので、男の子は口げんかで負けます。

息子は、休み時間に蟻の観察ばかりしていたので、先生たちから変な子扱いされました。

先生が、男の子には厳しいルールを作るから、喧嘩に巻き込まれたくない男の子は「ぼっち」になってしまいました。

何かあったら、男の子が悪い扱いをされるのでヒヤヒヤしました。3歳年上の姉(次女)が頻繁に弟のクラスに行って、弟のクラスメイト全員と会話をしたり、遊びの誘い方や仲良くなる方法などを教えまわり、いじめが生じないように気を配ったので、息子が1〜3年生の間は心配しなくてすみました。

いじめっ子は、自分のクラスでいじめができる雰囲気ではなくなったので、わざわざ隣のクラスに行って、いじめをしていました。

息子が小学2年生の夏休み、市役所が支援している英会話教室に参加しました。教室に着いたら、なぜか息子は教室の隅に隠れました。いきなり教室の隅に隠れるなんて変な行動をしたので、私はショックを受け、「発達障害?頭がおかしい?」などと思ってしまいました。机と椅子のない場所で、生徒同士がペアを組んで、問題を解くゲームをしました。勉強のできそうな女の子から順番にペアができて、最後は勉強のできなそうな男の子同士がペアになりました。息子はちゃっかりと女性スタッフとペアになっていました。勉強のできる女の子ペアばかり褒められて、女の子たちは盛り上がっていましたけれど、男の子たちは悔しそうでした。さりげなく女の子に蔑まれて悔しかったのか、ある男の子は「お前のせいだ」と言って、ペアの男の子を蹴飛ばしました。蹴飛ばされた男の子は、涙を流して泣いていました。このとき初めて、息子の変な行動の理由が分かりました。この後、椅子と机のある普通の授業になったら、息子は教室の真ん中に座って、お利口さんに授業を受けていました。もう二度と通わせたくないので2回目は欠席しました。

息子が小学3年生の時、息子が「こっちに来るな」と言って、女の子に傘を向けたら、勝手に突っ込んできたくせに、「傘でつっつかれた」と祖母にチクッて、その女の子の祖母は先生に文句を言いました。とりあえず、私は申し訳なさそうに謝りました。

男性の先生の方が男の子の気持ちを分かってくれるので、被害者ぶる女の子が減ります。担任の先生が男性だった時は、ほっとしましたけれど、女性で、特に若い女の先生のときはムカムカしました。学校では担任を選べません。塾や習い事なら先生を選べます。それに、塾や習い事では、問題行動する生徒は排除されるので、いじめっ子はおとなしくしていました。

息子が中学生になった頃は、姉たちが通っていた頃に比べて、中学校は荒れていました。10人に1人以上不登校になるのは当たり前で、弱い人間では公立中学校には通えません。

①息子が廊下を歩いていたら、全く知らない人にモップで顔をふかれました。

②体育の授業中は、先生の目の前で、毎回6人の男子が1人の男子の足をずっと蹴飛ばしていました。

③授業中に、教室の後ろの方でずっとプロレスごっこ(いじめ)をしているのが当たり前でした。

④息子は、授業中に時々腕を叩かれ、授業妨害をされました。

やられたらやり返さないと、いじめられっ子になります。殴ると親が呼び出されるかもしれないので、何かされたら毎回、相手の足を蹴飛ばして痛めつけていました。

学校では、落ち着いて勉強はできないし、友達を作れる環境ではありませんでした。

息子は、喧嘩に巻き込まれたくないので、休み時間になると教室から出て、廊下を散歩しました。

息子は賢いことに、学校の事務の人たちに頼んで、こっそりと事務室で、体育の着替えをしたり、お弁当を食べました。

しかし、中学校で、ずっと「ぼっち」だったので、コミニケーション能力が下がりました。姉たちも忙しくなり、会話をする時間がなくなりました。

息子は中学に行かないで、習い事をさせた方がコミニケーション能力が上がったと思います。

息子が小学3〜6年生の4年間は、PTAのことで疲れて、家で勉強する環境を作れませんでした。それで、6年生の漢字テストは0点でした。

息子が中学生になり、仕事を辞め、勉強に付き合いました。私が勉強に付き合わなかったら、全教科「1」「2」でした。

学習塾は睡眠不足になるので、通えませんでした。息子に勉強を教えたのは、私とYouTubeでした。

大学進学や将来仕事で必要になるスキルを考えると、ホームスクール +  塾 + 習い事のほうが良かったと思います。

ご参考になれば幸いです。

 

さようならPTA。こんにちは積極的不登校。大学受験の勉強時間を考えると、小学校・中学校・高校に通わないで、ホームスクールと塾で、大学受験をする人が増えると考えます。

この5年間で急に教育アプリや教育YouTubeが増えて、自宅で勉強がしやすくなりました。この最新情報を知らない人たちからすると、不登校は許されないことなのかもしれません。

教育アプリや教育YouTubeが充実してきて、塾や学校に行かなくても、だんだんと自宅で勉強ができるようになりました。また、文部省が10年前からホームスクールを認めてくれたので、あえて学校に行かないで、自宅で勉強ができるようになりました。

方法①…家では教育アプリや教育YouTubeで勉強をして、週に1・2回ほど塾に通って、塾の先生から塾に通っていることを学校に報告してもらう。義務教育の義務を果たしていると学校に報告しないと、児童相談所に虐待を疑われて面倒なことになるかもしれません。

方法②…小学校は、図工と音楽だけ出席する。1週間に1回以上通えば、不登校にはなりません。

校長先生にしっかりと報告する義務はあります。けれど、入学式・修学旅行・給食・PTAを気にする必要がなくなりました。

 

大学・高校・中学受験のために、かなりの子供たちは、生活と睡眠時間を犠牲にしてきました。それなのに、学校では、勉強のできない人に合わせて授業をするので、ほとんどの人が学校の授業は暇でしたし、時間の無駄でした。

具体的な数字で説明すると、例えば、うちの子供たちは、そろばん教室に通っていたので小学1年生で割り算の計算までできました。ですから、小学校1年生の算数の授業135コマと、2年生の算数の授業175コマは、時間の無駄でした。2年間で、310コマ、232時間、無駄にしました。

YouTube「とある男が授業をしてみた」の高校3年間の数学の動画は641本、約130時間です。小学1年生と2年生の算数の時間、310コマ、232時間あったら、小学3年生から高校3年生までの算数と数学の動画を全部見れます。

20年前、大学受験までの勉強時間を逆算して、早期教育を考えたこともありましたけれど、勉強の準備で挫折しました。10年以上前は、教育用のビデオやCDを集めるのが大変でした。200時間分録画するのに、100本のビデオテープが必要でした。ビデオテープに収納スペースをとられて、管理も大変でした。

長女が小学3年生の時、小学校で算数検定をやってくれることになったので、4年生レベルの算数検定を申し込んでみました。でも、4年生の勉強をさせてみて、2日目に無駄だと気が付いてやめました。答案には、ナイスチャレンジと書かれていましたけれど、小学4年生でやることを先に勉強しても、小学4年生になったら、また同じ内容を勉強しなくてはいけません。勉強準備と勉強時間が無駄だと気が付きました。

ちなみに、うちの子供たちは、学習塾には行きませんでした。近所の学習塾の終わる時間は、小学生で夜8:30、中学生で夜9:30です。うちの子供たちは、睡眠時間が10〜11時間なので、学習塾は無理でした。それに同じ内容の授業を2度も受けなくてはいけないのは無駄だと思いました。分からないところだけ、親が教えるか、職員室に行って学校の先生に教えてもらいに行かせました。

8:00  学校

4:00  下校

4:30  そろばん、書道教

6:00  食事、風呂、漢字、英語

8:00  就寝

 

6:00〜8:00の2時間 ①アニメを見ながら漢字練習。②食事をしながら英語のビデオを見る。③そろばん教室のない日はそろばんの練習(30分)。④隙間時間に本・漫画を読む。

本当は、ながら勉強はさせたくないけれど、睡眠時間を削るこはできないし、学校に大半の時間をとられて、ながら勉強をさせるしかありませんでした。

ながら勉強でも家で漢字練習しなかったら、息子は漢字テストで0点を取りました。逆に、ながら勉強で漢字練習をしたら、息子は漢字テストで100点でした。つまり、学校の勉強だけでは、漢字テストは0点でした。

学校から帰ってきてから何かをさせるには、時間が少なすぎました。休日に何度も、果物の皮むき・皿洗い・掃除・洗濯をさせましたけれど、平日になると時間がなくてできないので、習慣化はできませんでした。工作も、できるだけさせましたけれど、自分の子供の頃と比べると少ないと思います。


積極的不登校(もし今、息子が小学生だったら)

7:00   朝食、皿洗い、掃除、洗濯、読書

9:00   教育アプリ、教育YouTube  

12:00  昼食、皿洗い

1:30    小学校の授業(図工や音楽)に出席…週1〜3回

3:00   手芸、編み物、折り紙、工作

4:30   そろばん教室、書道教

6:00   夕食、風呂

7:30    オンラインで外国人と英会話

8:00    就寝

 

うちの子供たちは、そろばんを習ったおかげで、私の計算スピードの10倍以上の速さで計算ができます。それに、暗算で、分数と方程式の計算もできるので、算数と数学には苦労しませんでした。

◯そろばん教室…先生1人、生徒60人……引っ越し前

週2日、4:30〜7:00の都合のいい時間に行って、課題が終わったら帰宅です。そろばんの動かし方を、8級の人が10級の人に教えて、6級の人が8級の人に教えていて、先生は、間違ったことを教えていないか、生徒の様子を見回っていました。待ち時間は漢字練習やパソコンのキータッチトレーニングをして、休み時間はトランプの遊び方を教えていました。生徒はポスティングをして集めていました。

◯そろばん教室…先生1人、補助1人(先生の奥さん)……引っ越し後

週3日、4:30〜7:30の1時間程度、課題が終わったら帰宅です。先生の奥さんが教えて、先生は生徒たちを見回っていました。常に10人以上の生徒がいて、休み時間は、おしゃべりで賑やかでした。


息子は学校では「ぼっち」でしたけれど、そろばん教室では友達と仲良くしていました。別の言い方をすると、学校では喧嘩に巻き込まれたくないから、息子は逃げ回っていました。

何かあると、ささいな事でも、すぐに学校から電話がかかってくるので、電話のベル音を聞くと、息子が何か、やらかしたのではないかと、ビクビクしていました。息子も嫌だったと思います。ですから、息子はトラブルに巻き込まれないように、「ぼっち」でいました。

息子が小学生の時、今のようなネット環境があったら、積極的不登校(ホームスクール)をしていたと思います。


東進ハイスクールのデータ(2017年)によると、現役で難関大学の合格にかかる時間は、学校の勉強以外で、4093時間、必要だそうです。

小4〜6年、中学3年、高校3年の9年間、浪人したら10年間、難関大学に入るためには、苦しい生活をしなくてはいけません。

大学受験の勉強が過酷すぎて、生活を犠牲にしたくないので、大学受験は諦めました。

第1子は、高専卒で電子機器の開発者

第2子は、高卒で公務員

第3子は、中卒で職人に弟子入りしました。今は放送大学で勉強して、2年間で卒業単位が取れそうです。名刺に、放送大学卒業、日商簿記2級、そろばん◯段、第二種電気工事士基本情報処理合格、○○技能検定1級と書けるかもしれません。

 

今までは、教育アプリや教育YouTubeがなくて、勉強環境を整えるのが難しくて、小学生から積極的不登校(ホームスクール)は無理でした。けれど、これからは、積極的不登校(ホームスクール)をすれば、学校の勉強のペースに合わせなくていいので、睡眠時間を削って勉強をする必要はなくなりますし、家事をしたり、習い事をしたり、いろいろな体験をすることもできます。それで、それなりの大学に進学ができるかもしれません。

ご参考になれば幸いです。

 

PTAが子供たちの体験を奪っています。PTAが子供たちの成長を邪魔しています。しかし、PTAに欠席する人が増えれば増えるほど、子供たちの体験学習が増えました。

私たちが子供の頃にしてきた仕事を、今はPTA・先生・保護者がやっています。下手でも失敗してもいいから子供にやらせるべきことをやらせていません。小学生の時に体験しなければいけないことを大人になってから体験するので、大変苦労することになります。子供の失敗は許されても大人になると、だんだんと許されなくなります。ほとんどの保護者は、このことが分かっているのに、PTAに参加して子供の体験を奪っています。

「学校にお世話になっているのだからPTA役員をやらなくてはいけない。」などと自分の親や周りの人たちに言われました。洗脳されていない人も大勢いますけれど、洗脳されている人たちに逆らうのは大変です。

PTA役員の精神状態が不安定になると、マルチ商法、詐欺師、宗教、暴力団等が儲かる仕組みになっているので逆らうのは難しいかもしれません。

PTA役員が一生懸命仕事をすればするほど、子供の体験学習を奪うことになります。

それに、PTAの仕事が増えれば増えるほどPTA役員が疲れてしまい、子供の教育がおろそかになります。

運動会の後、椅子の脚を濡れた雑巾で拭く仕事がありました。「なんで小学生にやらせないの?」などと言うPTA役員はたくさんいました。しかし、「小学生にやらせましょう」と言える雰囲気ではありませんでした。

幼稚園や小学校の文化祭準備など、私たちが子供の頃は子供がやっていましたけれど、今はPTAがやっています。昔は子供が、飾りを作って展示をしたり、片付けや掃除をしました。

今の小学生は、小学校で濡れた雑巾で掃除をしたことがありません。ですから、雑巾を洗って絞ったことのない人たちもかなりいます。

長女が、小学6年生の時、家で雑巾を使って掃除をさせました。まさか雑巾を洗ったり絞ったことがなかったとは知らなかったので、ふざけていると勘違いして、ひっぱたいてしまいました。学校の掃除をサボる子供ではないし、ガス会社の料理教室にも通ったこともあるので、雑巾を洗ったり絞ったりしたことがないとは思いませんでした。

小学6年生の担任の先生が「自分で掃除したほうが早いし、きれいになるから」などと言って、小学生に掃除をやらせていませんでした。先生たちも、小学生に掃除をやらせるのは面倒臭いのです。面倒ですけれど、このような些細な雑用をやらせないで大人になったら、仕事のできない人間になってしまいます。

私たちの世代からすると、小学生が濡れた雑巾で机の上をふくが当たり前で、小学校で習っていないとは思いません。

社会人になって職場などで机の上を雑巾でふく用事はかなりあります。親から教えてもらっている人以外はできないので、ふざけているのか、掃除をサボってきた人と勘違いされるかもしれません。

新入社員に「机をふいておいて」と頼んで、「どのように机をふいたらいいですか」とか質問されたら、質問攻めにしてサボるつもりかと勘違いします。ちゃんと雑巾を絞らないで机をふかれたら、頭が悪いのか嫌がらせかと勘違いします。

ほとんどの人は、できない理由を調べたりしませんし、原因を追求しません。できて当たり前なことができない事は残酷なことです。

ほんの1年だけ、ファーストフードでアルバイトをしたことがありました。高校生の中には、私たちが小学生の時にできたことができない人たちがいました。「やる気はあったけれど、辞めてくれてよかった。」とベテランの人たちは言っていました。教育システムが昔のままで変更していないところにアルバイトに行くと、すぐに辞めることになります。ほとんどの人はできない理由が分かりませんし、教える人の負担が大きすぎて、時間も足りません。

PTA役員が仕事をすればするほど、小学生の体験学習が減って、ニート予備軍が増えるかもしれません。

私たちが子供の頃は、年がら年中、何かを作っていました。入学式・運動会・学芸会・音楽会・卒業式など、紙のお花飾りを作ったり、折り紙でいろいろな種類の飾りをつくりました。折り紙を使った輪っかの飾り「輪つなぎ」は、子供にとっては遊びの1つになるし、手先のトレーニングや集中力のトレーニングにもなります。一石二鳥どころか一石三鳥です。

息子は「折り紙を学校で習ったことがない」「鶴の折り方を教えてくれたのはお母さんだけ」などと言っていました。息子は「輪つなぎ」を作ったことがあるそうですけれど、教えてもらわなかったと言っていますし、ほんのちょっと作っただけでした。

不思議なことに、PTAは大人同士で固まって子供と付き合っていませんでした。運動会の時、椅子の脚を雑巾で拭いてあげるぐらいしか、小学生と付き合っているのを見たことがありません。

教室で、絵本の読み聞かせをしているお母さんもいましたけれど、子供たちと会話をしていませんでした。学校の教室は広くて絵本の絵も文字も遠すぎて見えないので、本の読み聞かせには向きません。本の読み聞かせは、せいぜい多くても5人ぐらいまでです。小学6年生にひらがなの絵本の読み聞かせをしていた保護者には驚きました。子供たちは嫌そうにしていました。

あの時、校長先生に漢字練習をさせてくださいと提案をすればよかったと思っています。

とあるイベントで、紙工作の作り方を教えているのは自分だけで、子供に教えようとしている人はいませんでした。もしかしたら、そういうローカルルールのある地域だったのかもしれません。

息子が小学3年生〜6年生の4年間は、PTAのせいで私の心が疲れてしまって、息子にはあまり工作をさせませんでした。少しはさせていましたけれど、量が少なすぎます。

PTAの定例会では、他人の悪口を毎回3時間は聞かされました。PTAに出席すると不思議なくらい頭が疲れるので、PTAに出席した次の日は必ず寝込みました。

普通の精神状態では騙されないことでも、精神状態が不安定になると騙されやすくなります。頭が働かない状態で物を売りつけられたら、間違って買ってしまうかもしれません。特に、周りの人たちが購入して自分1人だけが購入しないのは難しいので、周りに合わせて購入してしまうかもしれません。

クレヨンしんちゃん(漫画)のお母さんも高級下着を購入していました。趣味という設定でしたけれど、あれは趣味ではありません。勝負下着として高級下着を着る事はありますけれど、2人の子持ちは着ません。それに、汚れてもいい服を着ている人が高級下着を着たりしません。クレヨンしんちゃんのお母さんの高級下着は、趣味ではなくて、断れなかったから購入したとしか思えません。

だまされたことがない人は、だまされた人を頭の弱い人と馬鹿にします。だまされたのを知られると、馬鹿にする人たちがいるので、だまされた事は黙っています。

私は、ここではターゲットにはなりませんでしたけれど、貧乏人だと勘違いをされて、でたらめな時間を教えられるという細かい嫌がらせをされました。

PTAは無視するのが1番安全だと思います。

PTAに出なければ、その分、子供に勉強をさせたり、家事をさせたり、子供と遊びに行ったり、いろいろなことができるようになります。嫌がらせをされたり、高級下着や高級な教材を購入させられたり、お金を失うことも減ります。

仕事が忙しくてPTAに出れない人は、担任の先生に出れない理由を言って、PTAからの電話に出なければ、あてにできない人扱いされるので、その分PTAの仕事が減ります。

実際に、PTA三役が1人を除いて全員が欠席をしたら、PTAの仕事だったものが子供たちの体験学習に変わりました。

PTAに出ないと子供がいじめられるのではないかと不安になりますが、まず、滅多にありませんが、担任の先生に子供が嫌がらせをされていたら、市役所の教員人事に相談に行くと、かなり解決してもらえるようです。

教員人事に、PTAに仕事を頼むのはやめてもらいたいと言ったら、本当に、先生や市役所はPTAに仕事を頼むのをやめてくれました。

PTAに出ない人が増えれば増えるほど、明るく楽しい雰囲気の学校になり、子供の体験学習も増えます。

ご参考になれば幸いです。

 

 

 

PTA役員になると子供がバカになり高校受験で苦労する。人の一生は12歳までに決まるという残酷な現実があることを理解してPTAを完全に無視しよう。

子供が勉強できるかできないかは、勉強環境がどれだけ準備されているかにかかっています。

PTA役員になると、子供の学力が落ちます。ぞっとする差です。第1子と第3子を比較して説明します。

 


第1子、第2子、第3子

中2       小6       小3……PTA副会長、ポスティングのバイト

中3       中1       小4                            ポスティングのバイト

高1        中2      小5……PTA書記、スーパーのレジ

高2       中3      小6                        スーパーのレジ

高3       高1       中1     大家業もしているけれど、ほぼ専業主婦

 


7:30 朝食

8:00 学校

4:00(16:00) 下校

4:30(16:30) そろばん、書道教

6:00(18:00) 夕食、風呂

8:00(20:00) 就寝

 


6:00(18:00)〜8:00(20:00)の2時間、夕食を食べながら英語のビデオを30分見て、アニメを見ながら漢字練習を10〜30分して、そろばん教室のない日はそろばんの練習を30分して、お風呂に入ったら寝る時間になりました。そして、布団に入って消灯したら寝ながら英語のCDを聴かせました。

うちの子供たちの睡眠時間は11時間で、学習塾に通うのは無理でした。

近所の学習塾は、5:00(17:00)〜7:00(19:00)で、家に帰るのが7:30で、夕食とお風呂で8:30になり、油断していると就寝時間が10時を過ぎるようでした。

 


具体的にどのような勉強環境だったか説明します。

①いつでも新しい本が読めるように、2日に1回は図書館やレンタルブックから本を借りたり、ブックオフから購入していました。例えば、第1子が小学6年生の時は、レンタルブックから漫画を1000冊借りて読ませました。ちょっとでも、暇な時間があれば、気軽に本を読めるように準備をしていました。

②子供がリビングに来たら、さりげなく漢字練習帳やそろばん道具を出して、30分ずつ勉強をさせました。

③子供が夕食を食べているときは、さりげなく英語のビデオを流したり、子供が布団に入ったら、さりげなく英語のCDを流しました。

④休日は必ず、科学館・水族館・工場見学・大学イベントなど、勉強になりそうなところに連れて行きました。どこに連れて行くのか調べるのに時間がかかりました。

*今の時代は教育系YouTubeやネット小説・漫画があり、勉強環境を整えるのは簡単になりました。しかし、問題集を購入したり、教育系のアプリなどを準備しないと、なかなか自分から進んで勉強する子供は少ないと思います。

 


PTAの定例会は、土曜日9:00〜2:00(14:00)でした。毎回9:00〜12:00の3時間は、他人の悪口を聞かされました。PTA会議の次の日は、PTAの悪意に疲れてしまって、必ず寝込みました。それで、だんだんと子供と出かける回数が減りました。

家にいるとPTAのことが思い浮かんで、イライラしたりムカムカするので、だんだんと家にはいられなくなりました。PTAのことを考えたくないので、買い物をしたり、ポスティングの仕事を増やしたり、外に出るようになりました。

9月・10月はPTAのイベントが多すぎて忙しくて、11月ごろには、親が病気になったことにして、仮病でPTAを休もうと思いました。みんなも同じことを思っていたのか、11月ごろからPTAの仕事は少なくなりました。

9月・10月頃から、だんだんと子供たちの勉強の準備ができなくなりました。ぽつぽつと勉強をしない日が増えてきました。それで、子供たちに自分たちで準備して勉強するように言ったら、最初の2回くらいはやってくれましたけれど、3回目くらいから、面倒くさくなり勉強をやらなくなってしまいました。

勉強をする環境を作るのは大変なことなのに、ちょっとしたことで簡単に勉強習慣がなくなってしまいました。

 


息子(第3子)が、小学3年生の時は初めてのPTAで、不安でプレッシャーからイライラしました。

小学4年生の時は精神的に疲れたので心を癒していましたけれど、小学4年生の後半から、勉強に付き合うようになりました。

小学5年生はPTA役員をやらずに勉強に付き合おうと思いましたけれど、小学6年生でPTA役員をやる約束だったのに、勝手に知らないうちに、小学5年生でPTA役員にされてしまいました。結局PTAには一日しか出席しませんでしたけれど、時々メールが来て、ムカムカしました。怒りを押さえるのに本ばかり読んだり、すごい量の提案書を書いて市役所や校長先生に提出しました。私を真似て、PTA三役は1人を除いて全員がPTAに参加をするのをやめてしまいました。

小学6年生になり、息子は漢字テストで0点を取るようになりました。このままではまずいので、パートを辞めて、漢字練習に付き合うことにしました。息子は、3年半ぐらい漫画を読んでいなかったので、漫画すら活字を読まない子供になってしまい、漫画の読み聞かせをしました。

それに比べて、長女(第1子)は、中学2年生になるまでPTA役員をやらなかったので、家庭で勉強しやすい環境を提供できて、中学1年生で、英語検定3級、漢字検定準2級、そろばん有段者になれました。

長女が小学6年生のときの読書スピードは私の2〜3倍の速さで、計算スピードは私の10倍以上でした。長女の読書スピードが速すぎるので、本当に読んでいるのか確認をしてみました。

「壁際税務官(漫画)に出てくる税金の名前を5つ言ってみて」「もやしもん(漫画)に出てくる細菌の名前を5つ言ってみて」と聞いたら、ちゃんと5つ言えました。

漫画を読むと自然といろいろな言葉が覚えられるので、勉強をしたという意識は全くなくて、勉強のできる人になりました。

中学1年生の頃には、電話帳のように分厚いパソコンのマニュアルも、さらっと読んでいました。中学の教科書をもらったその日のうちに全部読んでしまい、あまりの薄さに驚いていました。ここまで勉強ができると学習塾に行く必要がないので、部活や遊びを楽しんで、家でのんびりしながら、楽に高専に入学し、今は電子機器の開発をしています。

小学校3〜6年生の4年間の差が大きくて、私が息子(第3子)の勉強に付き合わなかったら、息子の中学校の成績は、全教科「1」「2」でした。私が息子の漢字練習に付き合ったら100点で、付き合わなかったら0点でした。

国語の成績は読書量で決まります。中学生になり、息子が好きそうな漫画を500冊購入しましたけれど、読書習慣のついていない子供に本を読ませるのは大変でした。

それから、英語の成績も、小学校4年間、毎日30分、730時間の勉強時間の差は大きくて、私たちの子供時代と違って、英語の早期教育をする人が増えたので、英語のテストも難しくなり、長時間勉強しないと良い成績が取れませんでした。

息子の中学校の成績は、数学・理科は90点以上、社会は70点、英語は50点以下、国語は20点以下でした。

数学・理科・社会の成績が良いのは、教育YouTubeを見せた後、解答を見ながら問題集の答えを書く作業をさせたので、問題を見たら自然と答えが書けるようになりました。

息子は、国語と英語の成績が悪いので、三流高校に行くしかありませんでした。勉強する習慣のない人たちに囲まれたら、さらに勉強ができなくなります。Fラン大学に行ったら、ニートになるかもしれないという恐怖がありました。

私は不動産賃貸業(大家業)をしていて、腕の良い職人に「弟子をとったりしていますか」と質問してみました。私の子供なら弟子にしても良いと言ってくれた職人がいて、長女(第1子)に「弟子にしてもいいと言ってくれる職人がいるんだったら、このチャンスを逃してはいけないよ。学歴はいつでも取れるから」などと言われて、息子は中学3年生の11月に中学に通うのをやめてしまいました。中学3年生の12月から大原簿記専門学校に通って1年後には日商簿記2級に合格しました。高校受験の勉強がなくなったので、家でそろばんの練習時間を増やすことができて、そろばんの有段者にもなれました。

高校に行かないで、内装職人に弟子入りして、毎日暇な時間に、なろう系のネット小説を読んでいたら、自然と国語力が身に付きました。5年前と比べて、教育系YouTubeが増えたので、苦労せずに、2ヶ月の勉強で高卒認定試験に合格できました。

残念ながら、家の都合で親方は引っ越してしまいました。それで最近では、放送大学で法律・マーケティング・情報処理の勉強をしています。

放送大学の科目を履修して16単位取るか、高卒認定試験に合格すれば、放送大学の学生になれます。電気工事士の筆記試験に合格したり、情報処理試験も、だんだんと合格点に近づいています。放送大学は一年半の勉強で、卒業単位が取れそうです。

〇〇技能検定1級、△技能検定1級、日商簿記2級、第二種電気工事士基本情報処理合格、そろばん◯段、放送大学卒業と、名刺に書けそうです。

「人の一生は12歳までに決まるという残酷な現実」という内容の本がありますけれど、小学校4年間の差は大変大きくて、PTAを完全に無視すれば、息子(第3子)も娘(第1子、第2子)の頭の良さに近づいたかもしれません。娘たちの読書スピードは、私と息子の2〜3倍なので、頭の回転の速さが違います。差が開くことがあっても、縮まることはありません。

PTA役員になって1回もPTAに出席しなかった人がいました。頭が良いと思いました。10歳以上になると、親が運動会や学芸会に行かなくても全然問題はありません。その分、子供と別のところで付き合えばいいのです。

「お母さんが運動会に来ても来なくても、嬉しくもないし寂しくもない。だって、お母さんは遠くにいるだけだから。そばにいてくれる方が嬉しい。」と娘は言っていました。

PTAのサボり方は、他のブログを参照してください。

ご参考になれば幸いです。

PTAは、宗教・マルチ商法・詐欺師・暴力団などに蝕まれていて、PTAに行くと不幸になるかもしれません。PTAに一生懸命参加しすぎると、子供の学力が下がって高校受験で後悔することになります。

PTAは子供の体験を奪っています。下手でも失敗してもいいから子供たちにやらせればいいのに、子供たちにやらせないで、ほとんどPTA役員が手伝っていました。

先生たちからしても、子供にやらせて失敗するよりも、保護者に任せたほうが楽です。

うちの子供の通っていた小学校のPTAは、子供のために活動しているというのは嘘で、逆に、PTAは子供の成長の邪魔をしていました。

ところで、PTAは大変だとよく言われていますけれど、実際にPTA役員が仕事をする時間は、ほんのわずかな時間だけでした。

この、ほんのわずかの時間しか、校長先生は見ていないので、「PTAはどこが大変なんだ」などと校長先生に言われたこともありました。

私もPTA役員になる前までは、このわずかな時間しか見えていなかったので、私なら楽勝などと思っていました。

【1】PTAで一番時間が取られるのは、不安になる時間、悩んでいる時間、プレッシャーに耐える時間、怒りを抑える時間、心を癒す時間、忘れる時間です。

PTAの引継ぎが難しく、よく分からなくて、イライラします。ほとんどの人が1年目で、教えてくれる人は2年目の人です。2年目の人たちも、よく分かっていないので、前年と同じ行動をとるしかありません。ほんの少しでも変化したら対応ができなくなるので、ほんの少しの変化も嫌がります。

PTAの失敗なんて大したことがないのに、失敗したら誰かに何か言われるのではないかと、ビクビクしたり、完璧を目指す人が大勢いました。小さな失敗にうるさい人もいましたけれど、簡単に無視できるレベルでした。

【2】PTAで次に時間がかかるのは、根回しの時間です。

失敗に対して恐怖を抱いている人たちが大勢いて、不安が耐えられないのか知りませんけれど、年がら年中集まったりメールをしていました。

私は根回しをしませんでした。根回しの苦痛に耐えるよりも失敗する方を選びました。教えてもらわなかったので、知らなくて失敗したこともありました。でも、失敗はささいなものでした。場所が分からなくて遅刻したり、間違った会議に出席したり、「間違えました。(笑)」と言えば済む程度でした。怒られたり、けなされたりすることはありませんでした。

【3】「PTA役員にPTAの仕事を頼む」という行為はとても面倒で時間がかかります。

誰が快く引き受けてくれるのか知らないし、変な断られ方をされたら自分の心が傷つきそうで、怖くて出来ませんでした。

自分1人でやったほうが早いので自分1人でやろうとしたら、さりげなく手伝ってくれる人が3人もいました。

でも、その親切な3人は、2年続けてPTA役員をやって、優しそうな顔をしていたのに、信じられないぐらい人相が悪くなってしまいました。

親切で真面目な人ほど、ひどい目にあっていたような気がします。

はじめてのPTA役員で、まだ1ヵ月も経っていないのに、いきなり「〇〇小学校さんは、掃除に6人出してください。」と青少年対策委員会の顔合わせで言われてしまいました。何もない日だったけれど、「その日は確か定例会があったと思います。」と嘘を言って断りました。この事は誰にも報告しませんでしたし、誰かに聞かれたら「すみません、忘れてました。」と言って済まそうと思いました。引き受けてもいい仕事なのか知りません。どうやって人を集めればいいのかも分かりません。とっさに嘘をついてしまいました。

 

PTA会長や他のPTA役員にPTAの仕事を断るのは難しそうですけれど、市役所や校長先生にPTAの仕事を断るのは簡単そうだったので、他のPTA役員には内緒で、市役所や校長先生に提案書を送りました。

「掃除やイベントの準備など、PTA役員にさせるのではなく、子供の体験学習にしてください。うちの学校だけ仕事を断ると、他の学校から、ずるい扱いをされて、PTA役員はPTAの仕事を断ることができません。PTAに仕事を頼むのはやめてください。」という文章を書いて送ったら、次の年からは、沢山あった会議がごっそりとなくなったり、担任の先生・警察・児童館・青少年対策委員会は、PTA役員に仕事を頼むのをやめてしまいました。

この文章を書いている最中に気が付きましたけれど、私はPTAに嫌がらせをされていました。私にメールを送った人は、頭が悪いの?育児ボケ?などと思っていました。

①PTA会費の集金をするようにメールがあったから、朝8時に小学校に行ったのに、PTA三役はPTA会費の集金をやらなくていいことになっていて、私は邪魔な存在でした。

②PTA総会の集合時間は1:30で、開始時間は3:00でした。「いつ始まるの?」と聞いても誰も知らなくて、1時間半も待ってしまいました。開始時間直前に来た人たちは、こちらを見てニヤニヤしていました。ここで文句を言ったら、誰にも教えてもらえなくなるかもしれないので、我慢するしかありませんでした。

③集合時間は、開始時間の1時間前だと気がつくのに、5回も早く来てしまいました。

1時間早く来て、間違った会議に出席したこともありました。中学校の小会議室に行って座って待っていたら、青少年対策委員会の委員長と副委員長、市役所の職員、町会長10人ぐらい、小学校の校長6人が入ってきました。「5:00に〇〇中学校の会議室に来るように言われたので、ここで待っていました。」と言って、自己紹介をして、談笑までしました。全員がにこやかにしているので、楽しい雰囲気でした。校長先生や町会長さん達は6:00に大会議室に移動して、他校のPTA会長や副会長が大会議室で待っていたので、すぐに青少年対策委員会の説明会が始まりました。

この間違った会議に出席したおかげで、校長先生や町会長さんたちがどのような人たちか理解できて、「PTAの仕事を減らす」提案書を書けるようになりました。

次の年から、青少年対策委員会のイベントは、中学生の体験学習になり、PTAの仕事ではなくなりました。

PTA役員になって、最初の2〜3ヶ月はバカみたいに真面目にやっていました。

生活を犠牲にしただけではなく、子供の勉強習慣もなくなってしまいました。

PTA役員の任期が終わった後、しばらく落ち込んで、何もする気になれませんでした。

「子供のために」「子供のために」「子供のために、PTAのお手伝いをしなくてはいけません。」と言われ続けられたせいで、子供のために何かをするのが嫌になりました。自分のために時間を使いたくなりました。

暴力団の存在とかは、最近知りました。

何かあるとは思っていましたけれど、そこまで意識していませんでした。

従順な人たちほど、高級下着や高級教材を購入させられたり、いろいろありそうです。

PTAの人間関係を悪くして、不安になる人が増えれば増えるほど、宗教、マルチ商法、詐欺師、暴力団が儲かる仕組みになっています。

PTAをサボる方法は他のブログに書いてありますので参考にしてください。