さようならPTA。こんにちは積極的不登校。大学受験の勉強時間を考えると、小学校・中学校・高校に通わないで、ホームスクールと塾で、大学受験をする人が増えると考えます。
この5年間で急に教育アプリや教育YouTubeが増えて、自宅で勉強がしやすくなりました。この最新情報を知らない人たちからすると、不登校は許されないことなのかもしれません。
教育アプリや教育YouTubeが充実してきて、塾や学校に行かなくても、だんだんと自宅で勉強ができるようになりました。また、文部省が10年前からホームスクールを認めてくれたので、あえて学校に行かないで、自宅で勉強ができるようになりました。
方法①…家では教育アプリや教育YouTubeで勉強をして、週に1・2回ほど塾に通って、塾の先生から塾に通っていることを学校に報告してもらう。義務教育の義務を果たしていると学校に報告しないと、児童相談所に虐待を疑われて面倒なことになるかもしれません。
方法②…小学校は、図工と音楽だけ出席する。1週間に1回以上通えば、不登校にはなりません。
校長先生にしっかりと報告する義務はあります。けれど、入学式・修学旅行・給食・PTAを気にする必要がなくなりました。
大学・高校・中学受験のために、かなりの子供たちは、生活と睡眠時間を犠牲にしてきました。それなのに、学校では、勉強のできない人に合わせて授業をするので、ほとんどの人が学校の授業は暇でしたし、時間の無駄でした。
具体的な数字で説明すると、例えば、うちの子供たちは、そろばん教室に通っていたので小学1年生で割り算の計算までできました。ですから、小学校1年生の算数の授業135コマと、2年生の算数の授業175コマは、時間の無駄でした。2年間で、310コマ、232時間、無駄にしました。
YouTube「とある男が授業をしてみた」の高校3年間の数学の動画は641本、約130時間です。小学1年生と2年生の算数の時間、310コマ、232時間あったら、小学3年生から高校3年生までの算数と数学の動画を全部見れます。
20年前、大学受験までの勉強時間を逆算して、早期教育を考えたこともありましたけれど、勉強の準備で挫折しました。10年以上前は、教育用のビデオやCDを集めるのが大変でした。200時間分録画するのに、100本のビデオテープが必要でした。ビデオテープに収納スペースをとられて、管理も大変でした。
長女が小学3年生の時、小学校で算数検定をやってくれることになったので、4年生レベルの算数検定を申し込んでみました。でも、4年生の勉強をさせてみて、2日目に無駄だと気が付いてやめました。答案には、ナイスチャレンジと書かれていましたけれど、小学4年生でやることを先に勉強しても、小学4年生になったら、また同じ内容を勉強しなくてはいけません。勉強準備と勉強時間が無駄だと気が付きました。
ちなみに、うちの子供たちは、学習塾には行きませんでした。近所の学習塾の終わる時間は、小学生で夜8:30、中学生で夜9:30です。うちの子供たちは、睡眠時間が10〜11時間なので、学習塾は無理でした。それに同じ内容の授業を2度も受けなくてはいけないのは無駄だと思いました。分からないところだけ、親が教えるか、職員室に行って学校の先生に教えてもらいに行かせました。
8:00 学校
4:00 下校
4:30 そろばん、書道教室
6:00 食事、風呂、漢字、英語
8:00 就寝
6:00〜8:00の2時間 ①アニメを見ながら漢字練習。②食事をしながら英語のビデオを見る。③そろばん教室のない日はそろばんの練習(30分)。④隙間時間に本・漫画を読む。
本当は、ながら勉強はさせたくないけれど、睡眠時間を削るこはできないし、学校に大半の時間をとられて、ながら勉強をさせるしかありませんでした。
ながら勉強でも家で漢字練習しなかったら、息子は漢字テストで0点を取りました。逆に、ながら勉強で漢字練習をしたら、息子は漢字テストで100点でした。つまり、学校の勉強だけでは、漢字テストは0点でした。
学校から帰ってきてから何かをさせるには、時間が少なすぎました。休日に何度も、果物の皮むき・皿洗い・掃除・洗濯をさせましたけれど、平日になると時間がなくてできないので、習慣化はできませんでした。工作も、できるだけさせましたけれど、自分の子供の頃と比べると少ないと思います。
積極的不登校(もし今、息子が小学生だったら)
7:00 朝食、皿洗い、掃除、洗濯、読書
9:00 教育アプリ、教育YouTube
12:00 昼食、皿洗い
1:30 小学校の授業(図工や音楽)に出席…週1〜3回
3:00 手芸、編み物、折り紙、工作
4:30 そろばん教室、書道教室
6:00 夕食、風呂
7:30 オンラインで外国人と英会話
8:00 就寝
うちの子供たちは、そろばんを習ったおかげで、私の計算スピードの10倍以上の速さで計算ができます。それに、暗算で、分数と方程式の計算もできるので、算数と数学には苦労しませんでした。
◯そろばん教室…先生1人、生徒60人……引っ越し前
週2日、4:30〜7:00の都合のいい時間に行って、課題が終わったら帰宅です。そろばんの動かし方を、8級の人が10級の人に教えて、6級の人が8級の人に教えていて、先生は、間違ったことを教えていないか、生徒の様子を見回っていました。待ち時間は漢字練習やパソコンのキータッチトレーニングをして、休み時間はトランプの遊び方を教えていました。生徒はポスティングをして集めていました。
◯そろばん教室…先生1人、補助1人(先生の奥さん)……引っ越し後
週3日、4:30〜7:30の1時間程度、課題が終わったら帰宅です。先生の奥さんが教えて、先生は生徒たちを見回っていました。常に10人以上の生徒がいて、休み時間は、おしゃべりで賑やかでした。
息子は学校では「ぼっち」でしたけれど、そろばん教室では友達と仲良くしていました。別の言い方をすると、学校では喧嘩に巻き込まれたくないから、息子は逃げ回っていました。
何かあると、ささいな事でも、すぐに学校から電話がかかってくるので、電話のベル音を聞くと、息子が何か、やらかしたのではないかと、ビクビクしていました。息子も嫌だったと思います。ですから、息子はトラブルに巻き込まれないように、「ぼっち」でいました。
息子が小学生の時、今のようなネット環境があったら、積極的不登校(ホームスクール)をしていたと思います。
東進ハイスクールのデータ(2017年)によると、現役で難関大学の合格にかかる時間は、学校の勉強以外で、4093時間、必要だそうです。
小4〜6年、中学3年、高校3年の9年間、浪人したら10年間、難関大学に入るためには、苦しい生活をしなくてはいけません。
大学受験の勉強が過酷すぎて、生活を犠牲にしたくないので、大学受験は諦めました。
第1子は、高専卒で電子機器の開発者
第2子は、高卒で公務員
第3子は、中卒で職人に弟子入りしました。今は放送大学で勉強して、2年間で卒業単位が取れそうです。名刺に、放送大学卒業、日商簿記2級、そろばん◯段、第二種電気工事士、基本情報処理合格、○○技能検定1級と書けるかもしれません。
今までは、教育アプリや教育YouTubeがなくて、勉強環境を整えるのが難しくて、小学生から積極的不登校(ホームスクール)は無理でした。けれど、これからは、積極的不登校(ホームスクール)をすれば、学校の勉強のペースに合わせなくていいので、睡眠時間を削って勉強をする必要はなくなりますし、家事をしたり、習い事をしたり、いろいろな体験をすることもできます。それで、それなりの大学に進学ができるかもしれません。
ご参考になれば幸いです。