PTAは、宗教・マルチ商法・詐欺師・暴力団などに蝕まれていて、PTAに行くと不幸になるかもしれません。PTAに一生懸命参加しすぎると、子供の学力が下がって高校受験で後悔することになります。

PTAは子供の体験を奪っています。下手でも失敗してもいいから子供たちにやらせればいいのに、子供たちにやらせないで、ほとんどPTA役員が手伝っていました。

先生たちからしても、子供にやらせて失敗するよりも、保護者に任せたほうが楽です。

うちの子供の通っていた小学校のPTAは、子供のために活動しているというのは嘘で、逆に、PTAは子供の成長の邪魔をしていました。

ところで、PTAは大変だとよく言われていますけれど、実際にPTA役員が仕事をする時間は、ほんのわずかな時間だけでした。

この、ほんのわずかの時間しか、校長先生は見ていないので、「PTAはどこが大変なんだ」などと校長先生に言われたこともありました。

私もPTA役員になる前までは、このわずかな時間しか見えていなかったので、私なら楽勝などと思っていました。

【1】PTAで一番時間が取られるのは、不安になる時間、悩んでいる時間、プレッシャーに耐える時間、怒りを抑える時間、心を癒す時間、忘れる時間です。

PTAの引継ぎが難しく、よく分からなくて、イライラします。ほとんどの人が1年目で、教えてくれる人は2年目の人です。2年目の人たちも、よく分かっていないので、前年と同じ行動をとるしかありません。ほんの少しでも変化したら対応ができなくなるので、ほんの少しの変化も嫌がります。

PTAの失敗なんて大したことがないのに、失敗したら誰かに何か言われるのではないかと、ビクビクしたり、完璧を目指す人が大勢いました。小さな失敗にうるさい人もいましたけれど、簡単に無視できるレベルでした。

【2】PTAで次に時間がかかるのは、根回しの時間です。

失敗に対して恐怖を抱いている人たちが大勢いて、不安が耐えられないのか知りませんけれど、年がら年中集まったりメールをしていました。

私は根回しをしませんでした。根回しの苦痛に耐えるよりも失敗する方を選びました。教えてもらわなかったので、知らなくて失敗したこともありました。でも、失敗はささいなものでした。場所が分からなくて遅刻したり、間違った会議に出席したり、「間違えました。(笑)」と言えば済む程度でした。怒られたり、けなされたりすることはありませんでした。

【3】「PTA役員にPTAの仕事を頼む」という行為はとても面倒で時間がかかります。

誰が快く引き受けてくれるのか知らないし、変な断られ方をされたら自分の心が傷つきそうで、怖くて出来ませんでした。

自分1人でやったほうが早いので自分1人でやろうとしたら、さりげなく手伝ってくれる人が3人もいました。

でも、その親切な3人は、2年続けてPTA役員をやって、優しそうな顔をしていたのに、信じられないぐらい人相が悪くなってしまいました。

親切で真面目な人ほど、ひどい目にあっていたような気がします。

はじめてのPTA役員で、まだ1ヵ月も経っていないのに、いきなり「〇〇小学校さんは、掃除に6人出してください。」と青少年対策委員会の顔合わせで言われてしまいました。何もない日だったけれど、「その日は確か定例会があったと思います。」と嘘を言って断りました。この事は誰にも報告しませんでしたし、誰かに聞かれたら「すみません、忘れてました。」と言って済まそうと思いました。引き受けてもいい仕事なのか知りません。どうやって人を集めればいいのかも分かりません。とっさに嘘をついてしまいました。

 

PTA会長や他のPTA役員にPTAの仕事を断るのは難しそうですけれど、市役所や校長先生にPTAの仕事を断るのは簡単そうだったので、他のPTA役員には内緒で、市役所や校長先生に提案書を送りました。

「掃除やイベントの準備など、PTA役員にさせるのではなく、子供の体験学習にしてください。うちの学校だけ仕事を断ると、他の学校から、ずるい扱いをされて、PTA役員はPTAの仕事を断ることができません。PTAに仕事を頼むのはやめてください。」という文章を書いて送ったら、次の年からは、沢山あった会議がごっそりとなくなったり、担任の先生・警察・児童館・青少年対策委員会は、PTA役員に仕事を頼むのをやめてしまいました。

この文章を書いている最中に気が付きましたけれど、私はPTAに嫌がらせをされていました。私にメールを送った人は、頭が悪いの?育児ボケ?などと思っていました。

①PTA会費の集金をするようにメールがあったから、朝8時に小学校に行ったのに、PTA三役はPTA会費の集金をやらなくていいことになっていて、私は邪魔な存在でした。

②PTA総会の集合時間は1:30で、開始時間は3:00でした。「いつ始まるの?」と聞いても誰も知らなくて、1時間半も待ってしまいました。開始時間直前に来た人たちは、こちらを見てニヤニヤしていました。ここで文句を言ったら、誰にも教えてもらえなくなるかもしれないので、我慢するしかありませんでした。

③集合時間は、開始時間の1時間前だと気がつくのに、5回も早く来てしまいました。

1時間早く来て、間違った会議に出席したこともありました。中学校の小会議室に行って座って待っていたら、青少年対策委員会の委員長と副委員長、市役所の職員、町会長10人ぐらい、小学校の校長6人が入ってきました。「5:00に〇〇中学校の会議室に来るように言われたので、ここで待っていました。」と言って、自己紹介をして、談笑までしました。全員がにこやかにしているので、楽しい雰囲気でした。校長先生や町会長さん達は6:00に大会議室に移動して、他校のPTA会長や副会長が大会議室で待っていたので、すぐに青少年対策委員会の説明会が始まりました。

この間違った会議に出席したおかげで、校長先生や町会長さんたちがどのような人たちか理解できて、「PTAの仕事を減らす」提案書を書けるようになりました。

次の年から、青少年対策委員会のイベントは、中学生の体験学習になり、PTAの仕事ではなくなりました。

PTA役員になって、最初の2〜3ヶ月はバカみたいに真面目にやっていました。

生活を犠牲にしただけではなく、子供の勉強習慣もなくなってしまいました。

PTA役員の任期が終わった後、しばらく落ち込んで、何もする気になれませんでした。

「子供のために」「子供のために」「子供のために、PTAのお手伝いをしなくてはいけません。」と言われ続けられたせいで、子供のために何かをするのが嫌になりました。自分のために時間を使いたくなりました。

暴力団の存在とかは、最近知りました。

何かあるとは思っていましたけれど、そこまで意識していませんでした。

従順な人たちほど、高級下着や高級教材を購入させられたり、いろいろありそうです。

PTAの人間関係を悪くして、不安になる人が増えれば増えるほど、宗教、マルチ商法、詐欺師、暴力団が儲かる仕組みになっています。

PTAをサボる方法は他のブログに書いてありますので参考にしてください。