PTAの仕事を断る相手は、校長か市役所。守秘義務があるので安全。権限のない人にはNG。

他の人のブログを読むと、難易度の高い行動をしているように思います。PTAの仕事を断る相手は、校長先生か市役所にすると楽です。公務員は守秘義務があるので安全です。PTA役員をする人たちは、ほとんどが1年目で、マニュアルに従って行動するしかありません。それから、PTA会長は、みんなが思ってるより、責任も権限もありません。

責任も権限もない人に何か言うと、大勢の人から攻撃されます。PTAの仕事は断る相手を間違えると苦労します。PTAの仕事を断る相手は、校長先生か市役所にすると楽です。子供がいじめられないように、1番最初に相談する相手は、市役所の教員人事が、いいと思います。市役所の職員はやる気のない態度をする人もいますけれど、思っていたよりも仕事をしてくれました。2番目に相談する相手は校長先生です。上から順番に相談していくと、苦労しません。校長先生や市役所は守秘義務があるので安全ですけれど、守秘義務のない人は危険です。下からやろうとすると、ひどい目にあって何もできません。

この学校は小学生にさせたほうがいい仕事をPTA役員がやっていました。それをPTA役員ではなく、小学生にさせたら、PTAの仕事がかなり減りました。だんだんとPTAの仕事が減っていったら、PTAの仕事を減らしてもいいんだ、という意識に変わって、無駄だと思っている仕事を一気にやめてしまいました。PTAの仕事が減ったら、PTAの人間関係が良くなり、びっくりするくらい明るい楽しい学校になりました。ほんのちょっと、考え方を変えたら、PTAの仕事は減りました。どのように減らしたか、少しづつ、説明します。

PTAでは、私が一番の下っ端で、PTA用語は知らないし、みんなのしゃべっている言葉が理解できないから、私のように引越してきたばかりで、PTAが初めての人は最下層扱いです。PTAにはヒエラルキーがあるらしく、PTAに知り合いの多い人や、PTA用語を沢山知っている人は上の人で、よく分からないけれど、威張っている人たちが大勢います。引っ越したばかりで、公園や市民センターの名前は知りませんでした。PTA役員は、そこの掃除やイベントの手伝いをしていて、教えてくれる親切な人もいませんでした。仲良くしたら、家の中を探られ、もっとPTAの仕事を増やされるのではないかという恐怖がありました。だから、PTAの会議では何の名前を言っているのか分かりませんでした。「えー鈴木さん、ooを知らないの？」「うん、知らないの。」「鈴木さん、しっかりしてよね。」「えっ？」何故か、会話がかなりずれていました。

PTAで一番苦しいこと、黒いオーラを浴びることです。土曜日にPTAに出席すると、日曜日は必ず寝込みます。あの、みんなの絶望感がすごすぎます。定例会で、PTAの仕事を断った人たちの悪口ばかり言っているので、こっそり帰ってしまおうかしらと思っていたら、帰れない雰囲気になっていました。9時に集合して、2時間悪口を聞かされ、1時間報告会があり、さあ、帰れるぞと思ったら、今度は資料を封筒に入れる手伝い。この作業を手伝わないと、ずるい扱いされます。一応、夫に電話で説明し、資料を封筒に入れました。もう、1時すぎ、お腹が空いたので、今度こそ家に帰ろうと思っていたら、何か、威張っている人たちの間で、問題が発生したみたいです。

「これでは何年何組か分からなくなる。」「どうしよう。」(えっ、まさか本当にどうしたらいいのか知らないんだ。どうしたらいいのか分かっている人は何人かいると思うけれど、この威張っている人たちに、誰か教えてあげることができないのかな？まあいいや、さっさと終わらせよう。)

「1年生は赤、2年生はピンクのマジックで封筒にしるしをつければいいと思います。マジックは6色以上あるはずです。」私が口火を切ったら、つかさず、下っ端の人たちが、「1組は1本線、2組は2本線にしたら、いかがでしょうか。」と、意見を言うようになって、さっさと仕事が終わりました。

「お子様がお腹を空かせて待っていますので、先に帰りますね。」と言って、一番先に帰りました。たぶん、みんなも帰れたと思います。家に帰ってみたら、夫や子供たちはお寿司を食べていました。当然、私の分だけ、ありません。「遅いよ、いつ帰ってくるか分からないから、先に食べたよ。」と怒られてしまいました。

私たちの母の世代の人たちは、こんなに仕事をしてないはずです。昔は誰がやっていたんだろうと考えたら、簡単に答えが出てきます。学校には、用務員、事務員、先生もいます。最近の小学生は手先が不器用なので、この仕事は、PTAがやるのではなく、小学生にさせたほうがいいので、校長先生に報告書を書いて、資料を封筒に入れるPTAの仕事はなくなりました。

そう、最初は少しづつ、ごっちゃりとPTAの仕事を減らしました。あまりにも沢山の提案書を書いたので、詳しくブログで説明することにします。

ご参考になれば幸いです。