PTA総会の委任状の集計は、おおざっぱでいい。PTA総会は単なるセレモニーで発言は迷惑です。
PTA役員になって、1ヵ月後に、PTA総会が開催され、
ほとんどの人は何も知らないので、PTA総会は過去の資料どおりに
進めるしかありません。PTA役員の大半は初めてなので、
何が何だか分からないから、パニックに近い状態です。
過去の資料が不十分だと混乱します。
PTA総会の委任状の回収率は7割でした。
印鑑が押してなかったり、保護者の名前が書いてなかったり、
不備のある書類がたくさんありました。
委任状が間違いやすい書式だったので、
間違えても仕方がないものでした。
子供が4人いて、PTA 役員を4回目の人と、2人で
PTA総会の委任状の集計をしました。
ママカーストのようなものがあって、子供が転校生で、
初めてのPTA役員だったので、1番下っ端扱いをされました。
4年目のPTA役員さんは100%をめざしていて、
回収できなかった委任状を担任の先生たちに頼んで
回収するつもりでいました。
不備のある書類は差し戻して、もう一度提出させるとか、
本気で考えていました。
このような不備のある書類は許せなかったようです。
回収できなかった委任状を、担任の先生が生徒や保護者に催促して
回収するとなると、担任の先生の仕事がかなり増えることになります。
不備のある書類を差し戻して、もう一度提出させる場合は、
PTA役員→副校長→担任→生徒→ 保護者
保護者→生徒→担任→副校長→ PTA役員
たくさんの人を介するので時間がかかります。
もし私が気の弱い人だったら、とんでもない仕事量になっていました。
たまたま、株主総会の成立要件のことを知っていたので、
「委任状が過半数を超えているので、PTA総会の開催に
問題がありません。」と強く言えました。
うちの学校のPTA会則は、間違いが10カ所ほどあります。
PTA総会の成立要件も書いていなかったような気がします。
PTA会則の内容なんて、いちいち覚えていませんし、
PTA会則がそばになくて、PTA総会の成立要件が分かりませんでした。
PTA会則を読んだことのある人は、ほとんどいませんし、
一般的に株主総会の成立要件が、株主の議決権の3分の1以上なので、
大体そのぐらいでいいやと思って、いい加減に集計しました。
この完璧主義の人と仕事をしたら、いくら時間があっても足りません。
後でネットで調べてみると、PTA総会の成立要件は、委任状も含めて、
学校によって、会員の3分の1以上、5分の1以上と異なっていました。
4年目のPTA役員さんは、私たちの前では、威張っている人でした。
しかし、副校長先生の前では、おどおどして、しゃべれませんでした。
副校長先生は、にこやかで親切で、何が怖いのか知りませんけれど、
副校長先生の前で震えていました。
副校長先生は、私たちPTA役員2人を待たせないように走りまわって、
担任の先生たちから委任状を回収してくれました。すごく、いい人です。
PTA総会は形式的なものなので、発言されても困ります。
今年度のほとんどのPTA役員さんは、PTA役員になって1ヶ月で、
前年度のPTA役員さんも1年しかやっていないので、
質問や意見をされても答えられません。
毎年、同じ台本があって、それを読むだけです。
株主総会と同じ感覚で質問されても困ります。
株主として、株主総会に出席したことがありますけれど、
ものすごく変な質問でも、社長は、しっかりと答えていました。
なお、PTA役員を2回やってPTA総会は1回しか出席しませんでした。
「平成26年ならできますけれど、平成25年は絶対にできません。」
と言って、平成26年にPTA役員をする約束だったのに、
勝手に平成25年に2回目のPTA三役にされてしまいました。
うちのクラスでは、PTA 役員をやったことのない人が多かったので、
PTA 役員のなり手は何人もいました。
卒業までに子供1人に1回はPTA 役員をやらなくてはいけないので、
1クラスに3人のPTA 役員を出せばいいのに、
うちのクラスだけ、4人もPTA 役員を出していました。
誰がこんなひどいことをしてくれたのか知りませんけれど、
本当にPTA には出れませんでした。
逆転の発想として、「ひどいことをされた」と大騒ぎすることが
できたので、簡単にPTA のシステムを変えることができました。
1回目のPTA役員の時に、ごっそりPTAの仕事を減らして、
2回目のPTA役員の時は、ほとんどPTAに出席しないで、
学校のシステムを変えてしまいました。
PTA総会では、PTAのシステムを変えるのは難しいけれど、
校長先生や市役所に提案書を出したら、簡単にPTAのシステムが変わりました。
ご参考になれば幸いです。
