青少年対策委員会スポーツフェスタの企画書を書いて、PTA役員の強制参加を阻止。

  青少年対策委員会やPTAを陰で支配している人は、市役所や校長先生に、チクられるのが怖いのかもしれません。私は、さりげなく上手に排除されました。

  平成23年、PTA副会長になり、青少年対策委員会のスポーツフェスタの企画会議に出席しました。

  PTA会長や副会長は、子供と遊んでいない人たちでした。ベルマーク委員や美化委員の人たちの方が、子供と遊んでいました。当たり前かもしれませんけれど、子供と遊びたい人は、PTA役員の中でも、できるだけ楽な仕事を選びます。子供と遊びに行ったことのない人たちに、子供の遊びの企画は、かなり苦しい事でした。

  スポーツフェスタに子供が遊びに来ないのは、DS、パソコンゲームがあるせいとか、子供のせいにしていました。「イベントがつまらないから、来ないんじゃないの?」と、本当の事は言わないで、黙って聞いていました。

  このスポーツフェスタは、金券を配ったり、有名スポーツ選手を呼んでも、380人しか集まらないイベントでした。PTA役員を全員、強制参加にすれば、人が集まるという恐ろしい計画もありました。

PTA役員36人×6校× 3人(子供を連れてくるので)= 648人

   強制参加をさせようとするなんて、この人たちは何様なんだろうと思いました。楽しいところに人が集まるということが分からない人たちでした。ほとんど子供と遊んだことのない人たちに説明するのは難しいし、言い方を間違えると攻撃されるかもしれないので、絵を書いて説明をすることにしました。強制参加を阻止したかったので、企画書を書いてみました。

  自分の子供を開発者にしたかったので、遊びながらたくさんのことを学べる場所に遊びに行きました。高校・大学の学園祭、企業イベント、科学館など、子供が小学生の時は、年に150日以上遊びに行きました。PTA役員をやっているときは、年に50日以下でした。

お金と手間がかからなくて、人が呼べそうなものを60個、鉛筆でさらさらと16ページ書きました。絵を書くのに時間がかかり、6日間もかかりました。

しかし、この企画書を渡す前に、青少年対策委員会の担当から、はずされて、他の人が担当者になりました。利害関係者の前で、「市役所の〇〇係長さんは、頭が良くて親切」などと、おしゃべりをしたので、危険人物だと思われたのかもしれません。

「誰がどのようなコネがあって、何ができるのか分からないので、この企画書をたたき台として使ってください。」と言って、担当者になった人に渡しました。楽しそうな企画だったので、やりたがるPTA役員は大勢いました。しかし、私は排除されたので、そのイベントに、参加する気にはなりませんでした。自分は参加しないけれど、自分のまわりの人たちが失敗しないようにアドバイスのメールは送りました。楽しそうなチラシになったので、1000人以上の集客のあるイベントになりました。

  しかし、どんなに楽しそうな企画を考えても、校長先生が一生懸命に宣伝しても、うちの学校のPTAは怖かったので、うちの学校からの参加者は、たった17名だけでした。その日は、子供と一緒にIBMのイベントに参加しました。「さすがはIBMだね。感動したよ。」と子供は言っていました。私が排除されて、うちの子供たちは私と遊びに行けると喜んでいました。

  このことは、市役所にも校長先生にも報告しました。この企画書を市役所にも渡したので、市役所のイベントでいろいろと使われました。マイナーなものの組み合わせと、自分のアイディアもあり、ずいぶん参考にされていると分かりました。

  平成30年11月、スポーツフェスタの様子を見に行きました。PTA役員は、ほんのわずかしかいなくて、中学生が大勢働いていました。「〇〇小学校〇年生有志」なんて、7年前にはありませんでした。「〇〇小学校ダンスクラブ」も5年前にはありませんでした。疲れた顔した30〜50代の人に無理をして働いてもらうのではなく、学生に働いてもらったほうが楽しいし、客としても安心して遊びに行けます。ほとんど、自分の思った通りになりました。排除されても、意見だけはちゃんと言えます。

ご参考になれば幸いです。