PTA役員は学校や先生の奴隷？嫌だったら、PTAの仕事を断ろう。ひどかったら、無視しよう。

先生の気まぐれで、私たちが、こき使われるのは当たり前なの?

PTAの仕事を断る人がいないから、どんどんPTAの仕事が増えて、PTA役員になると、生活を犠牲にすることになる。

先生は、気分で、PTAの仕事を増やしても、誰も、悪いと思っていない。

私たち保護者は、学校の奴隷?

例えば、

卒業式の後、担任の先生が、生徒の写真を撮って、PTA役員に、クラス全員に写真を配るように頼んだ。

それも、保護者が全員、帰った後。

もう、みんな二度と学校に来ないのに、住所も知らないし、どうやって配るの?

3月中旬に引っ越して、バスで、小学校に通学していた人もいた。

卒業式の後だと、引っ越し代が2〜3倍になるので、卒業式の前に引っ越す人が多い。

どう考えても、無理だ。配れない。

もし、私がPTA役員だったら、「PTAの仕事ではありません」と言って、仕事を断った。

たぶん、仕事を頼む相手は、気の弱い人や、仕事を断れない人に、仕事を振る。

もし、私がPTA役員だったら、写真を回収して、市役所の教員人事に渡したと思う。

市役所の職員が、元担任に写真を渡す。または、校長先生に写真を渡して、卒業アルバムと一緒に、その写真を配る。

市役所の方が情報がたくさんあるので、何かしら、やってくれたと思う。

中学校の入学式に、元 PTA役員だった人が、私を必死に探し出して、小学校の卒業式の写真を渡してくれた。

やっと渡せて、ほっとした顔をしていた。

小学校の卒業式から中学校の入学式の間、苦しんだと思う。

残念ながら引っ越した人もいたので、全員に渡すのは難しい。

担任の先生も転勤したので、渡せなかった写真を返せないし、勝手に捨てるわけにはいかない。

すごいストレスだと思う。

これをどう思うか、いろいろと聞いてみた。

校長先生には「それのどこが大変なんだ」などと言われた。

先生たちも、PTA役員に頼むのが当たり前だと思っている。

前年度のPTA三役も「それのどこが大変なの」などと言っている。

「卒業式直前に引っ越した人もいるんですけれど」と言って、やっと納得してもらえた。

引っ越した人がいなくても、探し出すのは大変だと思う。

住所も知らないし、どの中学に進学したか分からないし。

「その仕事って大変だよね」と同意する人は、いなかった。

本当に大変だと思わないのか、嘘をついているのか知らないけれど、自分は1人なんだと思った。

この地域に住んでいる人たちは、「大変だよね」ってすら、言ってはいけない文化なのかもしれない。

「それのどこが大変なの」などと言っていた人たちは、姑や自分の親と同居している人が多かった。

フルタイムで働いていたとしても、家事は、おばあちゃん、育児や子供の送り迎えは、おじいちゃんがやってくれるので、ほとんど男性と同じ立場。

観察をしてみると、PTA三役になる人は、2世帯住宅に住んでいて、お金持ちが多かった。

ベルマーク委員や美化委員になる人たちは、賃貸に住んでいる人が多かった。

引っ越す前の地域では、PTAが楽な学校が多くて、 PTAはお茶会サークルレベルだった。

お年寄りが少なくて、お金持ちで暇な人が少ない地域だった。

「これはPTAの仕事ではありません」と断れる人が大勢いた。

母親同士、子供同士の人間関係が良かった。

自分の生活を守るために、PTAを完全に無視するという方法もある。

息子が5年生の時、うちのクラスのSさんは、PTA役員に勝手にさせられて、保護者会にも、PTAにも、1度も出てこなかった。だから、顔は知らないし、どんな人かも知らない。

親がPTAに出ないと、子供がいじめられるのではないかと、不安になる人がいる。

「〇〇君と付き合うのやめて」と子供に言っても、低学年なら言うことを聞く人がいるかもしれないけれど、高学年ではいない。

もし、学校の先生が、生徒をいじめたら、証拠を集めて、教員人事で報告すれば、いじめができなくなる。

親同士、無関心の方が、子供同士、仲良くなれる。

逆に、PTAに積極的に参加すると、親同士の仲が悪くなり、子供同士も仲が悪くなる。

自分のお母さんをいじめてる人の娘とは、仲良くできないので、子供同士の人間関係が悪かった。

ものすごい、真面目な人がいて、「◯人集めてください」と言われて、無理をしてPTA役員を集めて、仕事をさせていた。

びっくりするぐらい人相が悪くなった。自分にも厳しい人だったけれど、他人にも厳しかった。無理をしすぎたので、うらまれたのだと思う。しばらくして、一戸建てに住んでいたけれど、引っ越してしまった。

私は自分に甘い人間なので、楽な方法しか考えない。

「すみません、集まりませんでした」と言えばいいだけなのに。

PTA役員が集まらなかったら、校長先生が、先生・事務員・4〜６年生など、人数をそろえてくれるので、全然問題は無い。

PTA役員ではなく生徒の仕事になるか、その仕事がなくなるだけ。

PTA役員が全員サボって、穴を開けたとしても、困る人はほとんどいない。

学校での失敗なんて大したことがないし、学芸会だとか、小学生が準備できるレベルに下げればいい。

本当の責任者は、校長先生で、PTA会長に責任を問われる事は無い。

実話 : PTA三役が1人を除いて、全員サボったら、PTAの仕事が減って、楽しいPTAに生まれ変わった。母親同士の人間関係が良くなり、学校から楽しそうな声が聞こえるようになった。

めでたし、めでたし。