大学に行かないで就職、高校に行かないで職人見習い。 どのような状況でも生きていける強い人間に育てるのに、大学受験は邪魔なので、大学に行かないという選択をしました。

うちの子供たちは、高専卒で開発者、高卒で公務員、中卒で職人になりました。
学校の勉強しかできないブラック人材は、世の中に必要とされていません。いろいろな能力を身に付けるのに時間がかかるので、偏差値を犠牲にして、大学に行かないという選択をしました。
大学に行かないで、自分の子供ができることで、将来の安定かつ高収入の職業を見つけるまでが大変でした。

◯第一子は、高専を卒業した後、開発者になりました。高専卒か大学院卒しか採用されない会社に勤めています。
◯第二子は、高校3年生の時に、公務員試験に合格して公務員になりました。
大学で公務員試験を受けるよりも、高校生で公務員試験を受けた方が簡単なので、高校2年生の夏ごろから、公務員試験の勉強を始めました。全勝でした。
◯第三子は、中卒で、職人になりました。職人は自分で確定申告をしなくてはいけないので、中学3年生の11月から、簿記の勉強始めて、1年で簿記2級に合格しました。腕の良い職人に弟子入りしたので、1番稼げるようになるのは、中卒の息子です。職人のなり手が少ないので、ブルーオーシャンです。中卒で、技能を磨いた人は、滅多にないので、80歳になっても、仕事にありつけます。息子はコミニケーション能力が高くなくて、息子の能力だと、できる仕事が少ないので、職人が1番向いていると思います。そろばんも有段者なので、そろばん教室を開くことができますけれど、説明が下手なので、補助員をつけないと、かなり苦しいと思います。

 

ほとんどの人は、大学受験までしか考えていません。その先が大切です。
80歳まで仕事にありつける人になるためには、どのような能力が必要か逆算してみました。学校の勉強だけではなく、いろいろな能力を身に付けるためには、大学受験が邪魔でした。

子供が小学生の時は、年間1000冊以上の漫画を読ませていました。
そろばん教室は10年通いました。1番大切な時期に、PTA役員になったせいで、家でそろばんの練習をする環境ではなくなって、真ん中の子は、そろばんの有段者にはなれませんでした。
道教室にも通わせて、上達したのは上の子だけでした。上の子は13年も書道教室に通いました。
中学生の時は、毎週、料理教室にも通っていて、最近は、私のために、手の込んだ料理を時々、作ってくれます。
年間100日、科学館や水族館、大学や企業イベントに遊びに行きました。
友達と遊びに行くのに忙しくて、家ではまったく、学校の勉強をしませんでした。
人と付き合う能力や、生活力を身に付けるのを優先したので、偏差値を犠牲にしました。
無理をして、いい高校、いい大学に入れたけれど、会社に入って、無理をしなくてはついていけない人は採用されなくなったので、一流大学卒でも、いい就職が難しくなりました。
ご参考になれば幸いです。